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2008年01月16日

二夜連続ドラマスペシャルのだめカンタービレinヨーロッパ二夜 その5

のだめは悩んだままレッスンを受けるが、
日本に帰りたくなるほどのスランプに落ちる。
しかし『もじゃもじゃ組曲』をきっかけに、
演奏する心を得て、スランプ脱出へ。

出演者情報 第二夜
http://edens.seesaa.net/article/77906183.html

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のだめカンタービレ in ヨーロッパ [DVD]

♪『ラヴェル 鏡 「道化師の朝の歌」』
のだめ、オクレールの前でピアノを弾く。

オクレール「うーん。すっかり分かんなく
 なっちゃったみたいだね。
 そうだな。
 リサイタルで弾いてみる?」
のだめ「えっ?」
オクレール「年末にロワールで開かれるリサイタルに
 毎年一人僕の生徒を演奏者として
 紹介してるんだけど、今年は君、行ってみる?」
のだめ「リサイタル? えっ?
 む…、無理です! ノーン!
 のだめよりうまい人なんてたくさんいるし!」
オクレール「人に聞かせたくないの?
 じゃあ何のためにここに来たの?
 君は何のためにピアノを弾いてるの?」
のだめ「何のため?」

その後、
マジノ「これがリサイタルの課題曲。
 モーツァルトとラヴェル」
のだめ「うぎゅ。モーツァルト」
マジノ「それからわたしは
 アシスタントのマジノです。
 オクレール先生は外のお仕事で
 お忙しいので、しばらく
 レッスンはわたしが見ます!」
のだめ「はい」
マジノ「時間もないことだし、
 早速初見からはじめましょう」
のだめ「えっ? あっ、はい」

♪(ピアノの演奏)

マジノ「いくら初見演奏だからって。
 あなた最初にちゃんと楽譜見た!?
 まず当然だけど、
 拍子とテンポをチェックして!
 もう一度!」
のだめ「はい」

♪(ピアノの演奏)

マジノ「あなたアナリーゼはしてきたの?
 ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト。
 1756年、オーストリア、ザルツブルクに生まれ、
 ハイドン、ベートーベンと並ぶ
 ウイーン古典派三巨匠の一人で、
 1789年に発表された
 この『第18番』が最後の
 ピアノ・ソナタだと言われており、
 モーツァルト音楽が一貫して持つ
 明るく華やかな音色を基調としている一方、
 熟成し、深みに達した大曲となっている」
のだめ「…?」
マジノ「えっ!? 晩年のモーツァルトの楽曲は
 アナリーゼすることは難しいけど、
 彼の生きた時代背景や
 精神性を分析することは
 モーツァルトの音色を奏でるうえで
 欠かせないことなのよ!?」
のだめ「精神性?」

♪(ピアノの演奏)

マジノ「ファンファーレのように」
のだめ「はい」
マジノ「ポリフォニーだから左も聴いて」
のだめ「はい」
マジノ「左手のフィス大切に。モールを感じて」
のだめ「はい」
マジノ「またカノンよ」
のだめ「はい」
マジノ「クレッシェンドでふくらませて」
のだめ「はい」

のだめの部屋、
♪『モーツァルト ピアノ・ソナタ 第18番』

マジノのレッスン、
♪〜

マジノ「何でそんなに悲しいモーツァルトなの?
 あなたモーツァルト嫌いなの!?」
のだめ「嫌いじゃないですけど」
マジノ「けど?」
のだめ「楽しくないっていうか。自信がないんです」
マジノ「はあ?」
のだめ「アナリーゼも出来ない。
 初見も出来ない。今までこんな勉強してこなかった」
マジノ「日本でやってこなかったの!?
 音大に通ってたんでしょ?」
のだめ「やってこなかったんです!」
マジノ「じゃあやんなさいよ!」
のだめ「分かんないし」
マジノ「分かろうとしなさいよ!」
のだめ「何のために弾いてるんですかね?」
マジノ「だったらやめなさい。
 日本に帰って、好きな曲を好きなように
 弾いてればいいじゃない!」
涙を流すのだめ。

帰宅、
R☆Sオケの写真、
家族の写真、
おなら体操の楽譜、
などを見る。
幼稚園の先生を目指すのだめの
『のだめ先生の指導案』ノート、
その中の千秋の似顔絵を見つめ、
千秋にケータイをかけようとする。

回想、
ミルヒー<でものだめちゃん、
 今のままでは千秋と一緒にはいられない。
 一緒にいられないね>

ケータイを閉じ…。
家族の写真を見つめ…。
涙を流し…。
そして立ち上がり…。

ベルリン、別荘、
ミルヒー「千秋。ヨーロッパデビュー曲、
 決まりましたか?」
千秋「いえ。まだ」
ミルヒー「ニューイヤーにふさわしく、
 『ブラ1』なんかどうですか?」
千秋「えっ?」
ミルヒー「千秋が、
 どれだけ成長したか、楽しみです」

千秋<『ブラームス交響曲第1番』。
 俺がライジングスターで
 初めて指揮した曲>

千秋、ふと、のだめにケータイをかける。
のだめの留守電メッセージ<ハロー。のだめです。
 ただいま留守にしております。
 ご用の方はメッセージを>

そのころ、
のだめの部屋のピアノはほこりをかぶって、
人の気配がない。
のだめは一体どこへ?

CM

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

マジノ「恵、野田。1年目といってももう22。
 彼女をどのように育てるおつもりですか?」
オクレール「うーん。考え中」
マジノ「はあー。少し言い過ぎたかもしれません。
 もしかしたら彼女、
 ホントに日本に…、なんてことも」

♪『モーツァルト ピアノ・ソナタ 第18番』
学校、オクレールがピアノの音に気づく。
それを弾いているのは、のだめだった。

オクレール「ずいぶん早くから練習してるんですね」
のだめ「ああっ!? オクレール先生!
 えっ? もう朝!?」
オクレール「まさか昨日からずっと?」
のだめ「あっ。何となく、もう少しで
 分かりそうなんで、モーツァルト」
オクレール「何となく…、ね。
 これは?(何の楽譜?)
 『ラ・スイート・もじゃもじゃ…』
 (La suite mojamoja Megumi Noda)」
のだめ「野田恵作曲の『もじゃもじゃ組曲』です」
オクレール「恵・野田…。君が作った曲なの?」
のだめ「そうです」
オクレール「ふーん。
 (楽譜を読んで)
 楽しそうな曲だね。
 初めは小鳥が鳴くように。
 次第に活発に軽やかににぎやかになっていく」
のだめ「えっ?」
オクレール「これは童話の中のお話なのかな?」

オクレールがそれを弾いてみせる。
♪『もじゃもじゃ組曲』
軽快なメロディ。

♪〜

のだめ「あっ、間違えた」
オクレール「君の曲は予測しづらいから」
のだめ「予測!?」
オクレール「でもこういう音楽でしょ? この曲は」

再演奏。
♪〜

軽快なメロディから…、
「おっと。不安が出てきた。
 空がかげって誰かが慌てて騒ぎ出す」
「嫌われ者のもじゃ木です。臭いんです」
「もじゃ木?」
「虫も寄り付かない彼は、
 ただ立っているだけの人生に
 へき易していたので、
 嵐が来るのがうれしいんです。
 だからここはもっと大げさに!
 フォルテで楽しそうに
 森に不安をまき散らす!」
「君が弾いてごらん」
「あ…」

のだめがそれを弾き始める。
♪〜

「フォルテなんて書いてないじゃない」
「書き忘れです。感じてください」
「君がそうやって言いたいこと
 いっぱいあるみたいに、
 他の作曲家だって言いたいこと
 いっぱいあるのに」
「えっ?」
「君はその声を本能的に
 感覚的にしかとらえない。
 モーツァルトが何を見て何を感じ、
 この曲を作ったのか、
 どんな世界で、
 どんな音色で弾いていたのか、
 もっと耳を澄ませて聴いてごらん。
 でも、あの
 シューベルトのソナタはよかったよ。
 コンクールで弾いた。
 もう一回あれ弾いてよ」
「はい」

♪『シューベルト ピアノ・ソナタ 第16番』

のだめ、弾きながら千秋の言葉が脳裏をよぎる。

千秋<シューベルトはホントに
 『気難しい人』なのか?>

♪〜

千秋<自分の話ばかりしてないで
 相手の話もちゃんと聞け>
(第九話、ピアノコンクールに挑むのだめへの応援)

♪〜

千秋<楽譜と正面から向き合え>
(第九話、ピアノコンクールに挑むのだめへの応援)

♪〜

千秋<ほら。見えてこないか? この曲の情景が>

♪〜

のだめ、パリの街を散策。

♪(パイプオルガンの演奏)
のだめが耳にして、教会に足を寄せる。

後ろから誰かが指で押し…、
のだめ「あっ!」
リュカ「しーっ!
 お姉ちゃんもよく来るの?
 僕はおじいちゃんと毎週来てるんだ。
 ねえ? 中で一緒に聴こうよ」

教会の中、
♪『モーツァルト アヴェ・ヴェルム・コルプス』

リュカ「モーツァルトの
 アヴェ・ヴェルム・コルプスだよ。
 晩年のモーツァルトがたった一曲だけ
 完成させたミサ曲なんだ」

のだめ、ミサを聴きながら、教会内を見渡し、
涙を浮かべながら聴き入る。

CM

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


二夜連続ドラマスペシャルのだめカンタービレinヨーロッパ二夜 その6


posted by エデン at 07:49 . | Comment(0) | のだめカンタービレ ヨーロッパ
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