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2007年11月25日

医龍2 第七話

「復活!!スーパードクター」

2007年11月22日(木)22:00-22:54

アル中・松平がスーパードクター復活!
その手術にはなんと荒瀬が参加!
野口と片岡の関係に亀裂が入る!

「かんてんい」を変換しようとしたら
「観点に」などの候補が出て、
「肝転移」にはまったくならない不思議。

「コンポジットグラフト」
これを検索して来た人が多かった。
話題になってんのかな。
意味は知らないし、調べて転載することもしないよ。各自調べてね。

今回の手術も難しいすごいらしい。
心臓外科の朝田と消化器外科の松平が交互にメスを握る。
まっ、荒瀬登場こそがすごい盛り上がる!
子供が産まれたなんて話しもはさみつつ!

木原、アイスまだ食べるのか、寒いぞ。
と思ったら、ちゃんと木原も自覚してるのが面白い。

今はヒゲあり、回想でヒゲなし、
シーンが入り混じる佐藤二朗さん。
放送中ドラマ『モップガール』はヒゲなし。
今はヒゲありということで
『医龍』と撮影時期はどんな感じなんだ。

全セリフ

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香奈「松平先生、この病院にいたんだ、良かった」
松平「どうして、ここに?」
香奈「ママ!」
紀枝「んっ?」
香奈「見て、松平先生だよ」
紀枝「あっ…(ペコリ)。
 驚きました。この病院に勤務を?」
松平「ええ、まあ…」
紀枝「すごい。奇跡」
松平「えっ?」

病院の外、
紀枝「早いもんですねえ、あれからもう五年です」
松平「ええ」
紀枝「あの子が六歳の時。
 香奈にとって、あの手術以来、
 松平先生はスーパードクターなんですよ。
 あっ、これ、明真大学からの紹介状なんです」
(『北洋病院 消化器科
  ご担当先生 御侍史』
↑見慣れない“御侍史”、
 検索すると“おんじし”、“ごじし”、
 医者紹介状の敬称だとか)
松平「明真大学?」
紀枝「食道ガンなんです、わたし。
 結構進んでるらしくて、
 明真大学からここを紹介されました。
 でもホントによかった。
 先生がここにいらっしゃるなんて。
 わたし、先生なら安心して手術を任せられます」
香奈「先生!」
松平「ああ…」
(松平はランドセルに付いたぬいぐるみを見る)
香奈「あっ、これ、入院してる時、先生からもらったタマちゃん。
 先生、今度はお母さん、お願い。
 ゴッドハンドで絶対治してね」

医局、
外山「あのアル中にオペして欲しいねえ…」
伊集院「『スーパードクター』って言ってたそうですね」
外山「そんなこと言ったって、
 あいつ何年もメス握ってねえんだろ?
 医療ミス起こして以来」
野村「情報によると、
 三年前まで西南大学病院に勤務。
 その後、北洋に」
外山「西南?」
伊集院「あそこの消化器外科って言えば…」

別の部屋、
藤吉「初の血液型不適合症例の
 母子生体肝移植を成功させたチームだ」
朝田「生体肝移植?」
藤吉「データを見てたらこんなものがあった(資料書類)。
 その当時はかなり話題になっていたんで、
 俺も覚えてる。
 そのチームにいたとはなぁ」
朝田「消化器外科の元エースか…」
藤吉「そのときの患者が訪ねてきたんだ。
 高見さんは、松平が五年前、
 親子間で生体肝移植をした患者さんだ」
朝田「患者がドナーとなって、
 娘さんに自分の肝臓の一部を移植された」
藤吉「その分、5-60%、肝臓が小さくなってる」
朝田「難しいオペになる。
 そのX線とCT、見れるか?」
藤吉「ああ」

善田、松平に話しかける。
「明真では、放射線治療と、
 投薬治療でお茶を濁してたようですよ。
 食道ガンに加えて、この肝機能では
 とてつもなく難しいオペです。
 手術は出来ても、肝臓がもつかどうか。
 明真は、危ない橋を渡らない…、か。
 この患者、高見さんは
 松平先生のオペを希望されているようですが」

明真、
荒瀬は高見紀枝が転院したことを知り、
ポケットの何かを握り締める。
そこへ、
ミキ「高見さん、麻酔計画も終わってたんだよね。
 術前検査で輸血後、肝炎による肝機能の低下が指摘されて、
 ここでのオペはリスクが高いからって中断。
 野口先生がそう判断して、北洋に転院を勧めた」
野口<はい。エントラッセン>
ミキ「もちろん、高見さんは何も知らないだろうけど…」
荒瀬「いつものことだろ」

北洋、医局、
野村が几帳面に整理整頓する。
外山「無理だろ。だいたい三年もメス握ってねえんだぜ。
 しかもアル中だしな」
外山が雑誌を取ろうと平気で崩す!
野村の残念がる表情!
# ツボ!爆笑した!
野村「まっ、ただですら最高に難しいオペですからね、
 しかも、肝移植後のドナー肝だなんて」
伊集院「どうするんだろう、松平先生…」

夜の屋上、松平の回想、
香奈<お願い。ゴッドハンドで絶対治してね>
紀枝<先生なら安心して手術を任せられます>
松平、出来るわけがないと酒を飲む。

野口「来月にも、心臓移植実施施設の認定が
 正式に下りそうだよ」
片岡「いよいよですね。
 わたしのほうも、メイシンメディカルシティの事業計画
 融資計画書を作成してきました」
野口「ありがとう」
片岡「北洋のあとに建てる
 会員制人間ドックは、入会金1,000万。
 最新の医療機器で病気を発見し、
 明真に会員をごっそり送ることになると思います」
野口「それなんだけどね、こんな記事を発見したよ。
 (雑誌記事『本当に信頼できる病院はここだ!』
  口コミランキング
  北洋病院が24位にランクインしている)
 本当につぶれるの? 北洋。
 まあ、マイナーな雑誌だからどうってことはないが…」
片岡「対処しておきます」
野口「しぶといねえ、朝田も」
# この言葉に片岡が何か反応。驚くような表情。なぜ?

北洋、
医師「いずれにせよ、もうオペしかない。いつにします?」
松平「ちょっと待ってくれ」
医師「えっ?」
松平「もうちょっと、
 放射線と薬の内容を変更して保存的に様子を見よう」
医師「放射線と投薬の変更で? で、でも…」

小高「(ケータイ:うん、伝えて。じゃあ)
 奇跡が起こるかも…」

オープニング

CM

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

病院の外、
香奈に声をかけられて松平は慌てて酒をしまう。
香奈「先生!
 見て。この間からこっそりこれ、描いてたの。
 香奈ね、イラストレーターになるのが夢。
 はい(かわいい似顔絵を渡す)」
松平「ありがとう」

その後、
紀枝「先生のおかげで香奈も小学五年生。
 それまで三回も手術して、
 でも全然よくならなかったのに。
 わたし、思ってたんです。
 香奈の病気は自分のせいだって。
 香奈が生まれて、すぐに病気が分かって、
 それから何度も手術して。
 わたしが何か悪いことをしたから
 この子がこんな病気を抱えて生まれてきちゃったって、
 ずっと思ってました。
 それを、先生が変えてくれた」

回想、五年前、
松平「香奈ちゃんは今まで三回の手術にも耐えてきた。
 でももうこの小さな体にメスを入れるのは、
 最後にしたい。わたしが、最後にしてみせます」
紀枝「よろしくお願いします」
松平「はいこれ」
香奈「あっ、タマちゃん!」
松平「これはお守りだ。手術のお守り。
 これ持っとけば病気と闘う勇気が出て来るんだぞぉ。
 いいかい? 香奈ちゃんだけじゃない、
 お母さんだって、先生だって、闘うんだ。なっ?
 香奈ちゃんも一緒に闘えるな?」
香奈「うん!」
松平「よし」

紀枝「あのとき、あんな頼もしい言葉はなかった。
 あの言葉でわたしも救われました。
 先生は奇跡を起こしてくれた。
 香奈とわたしにとって、先生は神様。
 松平先生、手術のほう、どうぞよろしくお願いします」
松平「いや、ええ…。
 しばらくは明真と同じく、投薬と放射線治療でいきます」
紀枝「えっ?」
松平「もう少し、様子を見ましょう」
紀枝「でも、先生の手術なら…」
松平「医者に、過剰な期待は、しないでください。
 医者は、神様じゃないんです」

明真、
記者「最先端医療について、その象徴ともいえる
 明真大学、鬼頭教授にお話を伺います。
 鬼頭先生のチームが発足して、
 これで六例目の生体肝移植の成功。
 手術実績も飛躍的に向上しています。
 いよいよ心臓移植への道が開けましたね」
鬼頭「もちろん、心臓移植認定施設になれば、
 明真は全ての移植が可能な病院に生まれ変わります。
 しかし、それだけではありません」
記者「と、言いますと?」
鬼頭「まだ、詳細はお話しかねますが、
 この構想が実現すれば、
 『人は、神の領域に近づいた』と言えるでしょう」
↑少しエコーがかかる

医局
朝田「手術が必要だな」
藤吉「ああ。だが松平は、放射線治療しかしてないようだ」
朝田「早くオペしないと危険だ」
(松平が入ってくる)
松平「代わりにオペしてくれんのかよ?」
藤吉「酔ってるのか?」
松平「消化器外科の患者、
 代わりにオペしてくれんのか、心臓外科が!」
藤吉「お前…」
外山「おいおいおい!
 オペする自信がねえからって絡むんじゃねえよ。
 酔っ払い!
 また医療ミスすんのが怖いってか。びびってんじゃねえよ」
(松平、外山に殴りかかる!)
藤吉「おいおい」
伊集院「やめてください! 落ち着いてください!」

きれいな院長室、
(以前、院長室と書いた部屋は別の医局っぽい)
善田「松平先生、大変だったようですね」
藤吉「ええ…。医療ミスのことをなじられて」
善田「医療ミス…、か」
藤吉「何があったんですか?」
善田「三年前、松平先生は医療ミスで西南大学を追い出された。
 そういうことになってますが…。
 違うんです。
藤吉「えっ?」
善田「彼がやったのは論文の改ざんです。
 (外山、部屋の前を通りかかって、話し声に反応する)
 学会に提出する論文を改ざんした。
 それが教授にばれて、逆鱗に触れたようです。

松平、香奈の描いてくれた絵を見つめ…。

善田「肉親を胃がんで亡くし、
 消化器外科を志した若き日の松平先生は、
 寸暇を惜しんで勉強と臨床に明け暮れ、
 めきめき腕を上げていき、教授にも認められ、
 生体肝移植などでも業績を上げていったそうです。
 でも早くから注目され、
 ちやほやされて舞い上がっていったんでしょう。
 いつの間にか目立つ症例ばかり選んでオペするようになり、
 先生の目は患者よりも教授に向いていった。

松平<助教授? わたしが?>

善田「大学病院の激しい出世競争の中、
 教授の椅子をちらつかされて、
 しだいに精神的に追い詰められていき…」

医師<そもそも今の症例数では実証できないのでは?>

善田「自分を見失ってしまった」

医師<お疲れ様でした>
松平<はい>
誰もいない医局、パソコンのデータを書き換える!

善田「そしていつしか論文の症例数の水増し、
 改ざんを日常的にするようになっていったんです」

松平、香奈の絵とその気持ちより、酒、酒、酒。

善田「程なくそのことが発覚し、教授の逆鱗に触れた」

教授<君のクビだけでは済まなかったんだぞ!>

善田「医局としても公にも出来ず、以後、飼い殺しにされてしまった」

廊下、
外山「で、飼い殺しにされてからは
 敗戦処理専門の執刀医。
 助かる見込みのないオペ専門の執刀医にさせられて、
 多くの患者を見送ることになったってさ」
伊集院「それでお酒を?」
外山「そりゃ飲まなきゃやってらんねえだろ?」
野村「でも、医療ミスっていうのは?」
外山「最後はそういう口実で、西南から追い出したってわけ」
伊集院「ひどい…」
松平、陰で聞いていて、現れる。
「そのとおりだよ。
 死ぬしかないような患者ばっかりオペしてるうちに!
 いつの間にか、メスが、握れなくなってました!
(同情する伊集院、外山、野村)
 そんな敗戦処理専門の医者に、誰がオペされたいよ…」
松平、去っていく。

その先に朝田がいた。
朝田「あの患者は、まだ闘おうとしてる。
 希望を持って、お前のオペを待ってる。
 敗戦処理? 誰が負けだと決めた?」
それでも松平は去っていく。

# 現在の院長、回想の松平のくり返しがかっこいい。
# 外山の、朝田の立ち聞きの連発もまた。

CM

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

病院の外、アイスを食べる二人、
木原「うーん…。
 さすがにこの時期のアイスはキーンとくるな、キーンと」
伊集院「じゃあ、何で食べてるんですか?」
# 見てるほうも寒いぜ!
木原「そうなんだよね。それよかさ、
 メイシンメディカルシティの総工費4,200億円だって。
 半端ねえよなぁ。でよ、片岡んとこの
 イーグルパートナーズ社と組んで、
 ガンガンもうけようっていうんだからさ」
伊集院「そうですか…」
木原「そんなことよりさ、
 小高先生、何て言ってた? 俺のことどう思ってるって?」
伊集院「さあ? まあ、伝えましたけど。
 いつでもいいからお会いしたいと落ち武者が言ってたと」
木原「誰が落ち武者やねん?
 (アイスを食べ終わり、当たり棒)わあ! キター!」
 (視線の先、小高がこっちへ歩いてくる)
伊集院「嘘っ」
木原「起きたよ、ミラクルが」
# 軽快、爽やかなBGMがいい!
小高「あっ、伊集院君」
伊集院「あっ、あの、今日は?」
小高「うん、もう上がり。デートなんだ、これから」
伊集院「(木原に)おめでとうございます!」
小高「智樹とね。
 じゃあね、あとよろしく」
木原「『ともき』? 僕、毅彦」

廊下、
香奈「先生」
松平、呼び止められる。
# かわいい子だな〜

ソファに座って、
松平「そうか。学校は楽しいか」
香奈「うん。
 ねえ、先生」
松平「うん?」
香奈「お母さんの病気、わたしのせい?
 わたしがお母さんの肝臓、もらったから?
 だからうんと悪くなって、手術もできないの?
 先生でも出来ないぐらい悪くなったの?
 お母さん、待ってるのに…」
松平「香奈ちゃん、お母さんはね、
 今は、放射線治療がベストなんだ。
 このまま続けていれば、いずれ、良くなっていくんだよ」
香奈「ホント?」
松平「ああ」
香奈「そっか」
(嘘でこわばる松平の表情)
川崎「松平先生! 高見さんが大量吐血しました!」
香奈「えっ?」
(タマちゃんを落とす)

明真、
荒瀬、ポケットにある何かを握って高見のことを思う。

北洋、
運ばれる高見紀枝、
伊集院「高見さん、分かりますか? 高見さん?
 輸血準備お願いします!」
看護師「はい」

手術室、
伊集院「1、2、3。
 麻酔の準備! SBチューブ!」
看護師「ストレッチャー、動きます!」
看護師「モニターつけます」
(激しい吐血!)
伊集院「吸引!」
看護師「はい!」
伊集院「輸血! ボリューム!」
看護師「はい」

見学室、
藤吉「大量吐血でショック状態だ。
 恐らく食道ガンの下行大動脈穿孔(せんこう)。
 進行した食道ガンが、隣の下行大動脈まで突き抜け、
 大動脈を破った。
 このままだと、あっという間に出血多量で死ぬ。
 早くリペアしないと」
松平も心配そうに見つめる。

伊集院「高見さん。高見さん!
 (朝田や外山、野村が到着)
 朝田先生…」
朝田「食道ガンによる下行大動脈への穿孔だ。
 俺たちが下行大動脈を遮断して止血し、
 視野を確保する」

藤吉「視野の確保までは
 心臓外科医である朝田たちの領域。
 そのあとは食道ガンの切除だ。
 それは消化器外科のお前の…」
松平がいなくなっていた。放心状態で廊下をさまよい歩く。

伊集院「でも、松平先生が…」
朝田「戻ってくる!
 この患者はあいつの患者だ。
 必ず戻ってくる。
 あいつが、医者であるかぎり」

香奈、手術室前でタマちゃんを握って必死に祈る。

CM

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

レストランバー、
ウェーター「小高様、お食事いかがなさいますか?」
小高「まだいい」
ウェーター「かしこまりました」
小高、何かプレゼントを手に、智樹を待つ。一体誰だ。

手術室、
朝田「これより、食道ガンの下行大動脈穿孔のリペアを行なう。
 術式は左開胸だ。
 麻酔医。分離肺換気はできるか?」
麻酔医「えっ?」
外山「どうした?」
麻酔医「そ…、それが…。
 分離肺換気を行なうダブルルーメンチューブは
 この病院には常備してません」
外山「何?」
伊集院「なんだって?」
外山「そんなの、すぐに手配できないぞ」

藤吉「通常の挿管チューブじゃ、分離肺換気麻酔はできない。
 分離肺換気が出来なきゃ、肺が邪魔になって手術操作が…。
 オペは無理だ」

野村「小高先生ならひょっとしてなんとか…」
伊集院「小高先生はいません」
考え込む朝田。
伊集院「朝田先生!」
外山「どうするんだ?」
朝田も悩む中、手術室のドアが開いて…。

荒瀬「時間ないよー。お立ち台!」
# 麻酔医荒瀬キター!

野村「あっ、はい」
朝田と荒瀬が信頼のアイコンタクト。
荒瀬「ファイバー」
麻酔医「あっ、はい」

藤吉「荒瀬…」

荒瀬「この患者は俺の患者だ。
 借りがあるんだ。この患者…。
 いや、この患者の娘さんにな」
外山「お前…」
荒瀬「てめえの仕事に集中しろ、若造」
外山「できんのかよ? 通常の挿管チューブで!」
荒瀬「誰に言ってんだ? 61キロ」
荒瀬「挿管チューブを右の気管支まで進めるぞー」

藤吉「そうか。分離肺換気は
 通常、先端の長さが異なる二本の管で出来た
 ダブルルーメンチューブを使って、
 片方の肺だけ人工呼吸する。
 しかし荒瀬は一本のチューブの位置を調整することで
 それを行なおうとしてるのか」

荒瀬「オッケー。これでいい。
 朝田、行くぜ」
朝田「メス」
川崎「はい」
スローモーション。
朝田「カニュレーション。尖刃」
朝田「遮断する」
荒瀬「ACT200」
朝田「プレッシャーコントロール」
朝田「遮断鉗子」
荒瀬「ダイレーター、イン。プレッシャー70」
朝田「アオルタクランプ」
荒瀬「ボリューム」
朝田「遮断」

医局、
松平はおびえるように全てのモニターを消す。

香奈、タマちゃんを手に、祈る。

荒瀬「よし、いつでもいいぞ」
朝田「メッツェン」
川崎「はい」
朝田「アオルタを切開する」

藤吉「もうすぐ下行大動脈のバイパスと切除は終わるぞ。
 松平はまだか!」

医局、松平は落ち着きなくブルブル震える。。

朝田「穿孔部位を結紮する(せんこうぶい、けっさつ)。
 2−0タイクロン」
川崎「はい」
荒瀬「キャッツ、返血しろ(へんけつ)」
野村「はい」
↑猫目の野村を指すのかな、
 機器もC.A.T.S "Continuous Autotransfusion System"である。

松平、酒をグラスに注ぎ…。
紀枝<先生は奇跡を起こしてくれた。
 香奈とわたしにとって先生は神様>
香奈<お母さん、待ってるのに>
その言葉に松平は固まって、グラスはあふれてこぼれる。

野村「返血、開始します」

藤吉「まだか、松平は!」
医師「捜してきます」
藤吉「いや、俺が行く」

松平、満杯のグラスを手にして…。

香奈、祈る。

朝田「アオルタを切除する。鑷子」
川崎「はい」
外山「松平は?」
畑山「まだです」
外山「もう切除は終わるぞ」

レストランバー、
小高「奇跡はやっぱり、なかったか」
待ち合わせの智樹が来なかった。

藤吉、医局へ走る!
やって来た医局、松平はいない!
机の上には、満タンのグラスが手付かず。
似顔絵が机の上にあった。
# 引き出しの中から出して見たってことね。

香奈、祈る。
そこへ足音が近づいてくる。
香奈「松平先生」
松平「闘うから、先生も。お母さんと一緒に」
# ウルウルお目めがかわいいね!

松平、準備室で手袋をはめ…。

朝田「下行大動脈の切除、終了」
(松平、到着)
松平「ここからは俺の仕事だ」
朝田「術野は確保できてる」
(松平、執刀医へ)
荒瀬「つきあうぜ、大将」
松平「これより、食道ガンの切除、再建を行なう。
 鑷子」
川崎「はい」
松平「電メス」
川崎「はい」

BGM VAI、キター!

藤吉「下行大動脈のリペアと、食道ガンの切除、再建。
 心臓外科と消化器外科の
 手技が交互に行なわれるこの手術は、
 そのスピードが要求される」

松平「剥離およびリンパ節郭清(かくせい)終了。
 引き続き、オーラルサイドの食道を切除する」

藤吉「そのため、それぞれの分野で
 相当な経験をつんだ医師同士の、
 絶妙なコンビネーションが必要となる」

松平「オーラルサイド、切除」
交代、
朝田「続いて、下行大動脈の人工血管置換術を行なう。
 4−0サージプロ」
川崎「はい」
外山「24ミリ、ストレートグラフト」
川崎「はい」

香奈、ソファで寝てしまっていた。
善田が毛布をかけてあげる。

朝田「下行大動脈の再建、終了」

藤吉「ここまでは順調に来てるな」

松平「体位を側臥位(そくがい)から
 仰臥位(ぎょうがい)に変更する」
一同「はい」

松平「リニアカッター」
川崎「はい」
松平「食道ガン切除、終了」

藤吉「あとは食道の再建だけだ」

松平、
手で触り…、
松平「肝臓の表面に腫瘍性病変がある」
外山「何だって?」
伊集院「肝転移?
 食道ガンで肝転移があればステージIV(フォー)です!」
外山「大動脈に穿孔してるってことは
 腫瘍の進達度(しんたつど)はT4(フォー)。
 根治(こんち)は難しい」
伊集院「術前の評価では指摘されていません。
 所属リンパ節の腫脹(しゅちょう)もなかったのに、
 何で肝転移が?」
松平「いや、
 これは肝転移ではなく、
 重複ガン(ちょうふくがん)の可能性が高い」
外山「重複ガン?」
伊集院「食道ガンの転移ではなく、
 肝臓に別のガンが?」
松平「ああ」
外山「それなら摘出できれば助かるが、
 一歩間違えれば…。下手に切除は出来ないぞ」

藤吉「既に移植で小さくなってる肝臓だ。
 ガンを取りきらなければ再発するし、
 肝細胞を切除しすぎると、肝不全を起こす。どうする?」

タメにタメて…、
松平「やるしかない」

BGM ドーン、ドーン、ドーン、ドーン、ドーン。
朝田外山伊集院野村荒瀬の順。
やっぱり荒瀬は楽しそう!

松平「予定通り、食道再建のあと、
 肝臓の腫瘍を摘出する。
 リニアカッター」
川崎「はい」

香奈、ソファで寝ている。
# 院長は今、見学室。ほったらかしにして行ったのか!

松平「食道の再建、終了。
 続いて肝臓の腫瘍を切除、摘出する。
 鑷子」
川崎「はい」
松平「ハーモニック」
川崎「はい」
伊集院「鑷子」
川崎「はい」

松平「なあ、金髪。
 奇跡って、あると思うか?」
荒瀬「ああ。
 あるよ」

松平「クーパー」
川崎「はい」

松平「食道再建、肝腫瘍摘出手術、終了」
拍手する手術チーム、
朝田と松平ががっちりと握手!

# お目めぱっちりの伊集院もいいけど、
# 笑顔いっぱいの野村MEがいい!
# 中村靖日さん、ホントいいな!

善田院長、何か、意を決する!

ICU、
香奈「お母さん!」
松平「お母さんはね、今、お薬で眠ってるよ。
 もう大丈夫。悪いところは全部取り除いた。
 来月には、もうおうちに帰れるぞ」
香奈「先生は、やっぱりスーパードクターだね」
 あっ、金髪先生!」
荒瀬「これ、お返しだ。(第二のタマちゃん、子供タマちゃんかな)
 人形くれただろ? 俺の」
香奈「赤ちゃん、生まれたの?」
荒瀬「昨日な」
藤吉「おう、荒瀬!」
香奈「おめでとう!」
藤吉「ハハハ…」
香奈「男の子、女の子、どっち?」
荒瀬「まだ分からない」

屋上、
朝田「病理の結果、
 お前の重複ガンという判断は正しかった。
 さすが元西南のエースだ」
松平「いや、エースなんかじゃない。
 俺は、並の医者だ。
 そのことを認めるのが怖かったんだ、ずっと。
 だから無理に無理を重ねて、
 バカなこともやっちまった。
 でも、今ようやく分かった。
 俺は平凡な医者だ。
 だけどそんな俺でも、出来ることが、ある。
 仲間がいればな。
 何かあったら呼べ。今度は、俺が駆けつける」
朝田「ああ」
松平、酒のボトルを捨てていく。

某ホテルロビー、
野口「それで、
 また明真から送った患者が助かったってわけ?
 また評判上がるねえ。君の計画は、本当に大丈夫?」
片岡「もちろんです。
 先日の融資資料は目を通していただけましたか?」
野口「忙しくてね、まだ机の上だ。おかげさまでね、
 わたしの構想に共感してくれた会社が
 うちも、うちもと、融資を申し出てきて、
 うれしい悲鳴なんだよ」
片岡「どういうことですか? お話が…」
野口「お互いにとって、
 もっとも利益をもたらすパートナーを選ぶ。
 それが、‘ウインウイン’だったよね?(ジェスチャ)
 片岡さん」
野口は新しいパートナー、外国人男性二人を迎え入れる。
片岡、野口を甘く見ていたか!?

明真、
鬼頭「北洋でオペしたって?」
荒瀬「フン。
 ツレを訪ねてったらいなくてさ。
 ついでにちょっと見学した」
鬼頭「何したか分かってるの?
 あなた、チーム鬼頭の一員なのよ」
荒瀬「面白えよ、向こうは。
 訳分かんねえヤツばっかでさ。
 俺には合ってんのかもなぁ。こっちより」

野口の部屋、
(ノック)
野口「入りなさい。(善田院長がやって来た)
 用件は何だ?」
善田「あなたが放り出した高見さんのオペは成功しました」
野口「それが? 今忙しいんだ。用件を言え」
善田「野口。
 お前は昔から変わらないな。
 いつまでこんなことをやってるつもりだ?
 こうなったらしょうがない。
 俺が、明真をつぶす」

アロワナの泳ぎに合わせて効果音、ギュオーン。

朝田、落ち込んでいる小高を見かける。
その小高、残念そうにチョコの箱を捨てる。
# チョコ中毒返上? それともただ空っぽの箱?

終わり

予告から、
黒田智樹役は奏多くん。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

キャスト
二宮聡って人だけ全然見つけられず。

──────────
朝田龍太郎(坂口憲二)天才外科医
片岡一美 (内田有紀)投資会社役員で北洋病院オーナー
伊集院登 (小池徹平)外科医
小高七海 (大塚寧々)麻酔医→天才麻酔医
荒瀬門次 (阿部サダヲ)天才麻酔医
里原ミキ (水川あさみ)天才器械出し
──────────
木原毅彦 (池田鉄洋)医師
松平幸太朗(佐藤二朗)消化器外科医
善田秀樹 (志賀廣太郎)北洋病院院長
外山誠二 (高橋一生)血管外科医→もう一人の天才外科医
野村博人 (中村靖日)臨床工学技師
──────────
(渡邉紘平)北洋医師
(中沢純子)看護師、器械出しの川崎
(土屋史子)看護師、オペ看の畑山
──────────
高橋ひとみ)高見紀枝
──────────
(川島海荷)高見香奈、松平の手術に感謝
須永慶)西南大学付属病院教授、松平の改ざんを知る
久ヶ沢徹)ウェーター
──────────
(三枝貴志)北洋麻酔医
(二宮聡)
中村圭太)医師、回想で松平を責める
井上康)記者、鬼頭にインタビュー
──────────
藤吉圭介 (佐々木蔵之介)
鬼頭笙子 (夏木マリ)
野口賢雄 (岸部一徳)
──────────

脚本 林宏司
演出 水田成英

医龍 Team Medical Dragon 2 DVD-BOX
B0012OR73Q

「医龍2 Team Medical Dragon」オリジナルサウンドトラック
B000VZK7YI

どらま・のーと弐 | 医龍 Team Medical Dragon2 KARTE:07




posted by エデン at 16:00 . | Comment(6) | TrackBack(6) | 医龍2
この記事へのコメント
こんばんは。いつも記事内リンクありがとうございます。
『医龍』のオペシーン、私はほとんど省いてしまっているので、
今後こちらも記事内リンクさせていただきますね。
不都合などあればお知らせ下さい。
Posted by ちーず at 2007年11月25日 20:33
いつもお世話になってます( ̄∇ ̄)
どんどんリンクしちゃってください!
Posted by エデン at 2007年11月26日 21:54
今回は坂口・小池・佐々木があまり前面に出ず、
佐藤二朗さんや中村靖日さんが目立ってますね。
高橋一生さんは、どこかで見たことあるな〜と
思って調べてみたら、スウイングガールズと
吾輩は主婦であるに出てた人でした。
医龍って、渋い俳優さん推してきますよね。
Posted by SHINGO。 at 2007年11月27日 02:06
そう、いい俳優さん、多いでしょ。
木原からして印象的だったなぁ<前作

前作も印象的な人が多く、赤ん坊の母親役を演じた
中村綾さんがブログを始めました☆

はじめましたよっ♪|中村綾オフィシャルブログ 中村家
http://ameblo.jp/nakamura-aya/entry-10057238800.html
Posted by エデン at 2007年11月27日 22:38
大変楽しませていただきました
ギョーン・ドーン等々効果音のたびに大歓声でした
本当にありがとぅございましたっ
Posted by せいや at 2008年07月17日 00:26
ありがとね。
この頃が一番気持ち的に盛り上がったな。心の中でもギュオーン!(笑)
最近、伊集院の刑事ドラマ『シバトラ』のためか医龍が再放送されて熱いね!
Posted by エデン at 2008年07月17日 22:40
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