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2007年10月14日

医龍2 第一話 後編

追記しようと思ったらエラーが出たので新規投稿♪

> ※エラー
> article__body_moreが長すぎます。
だってさ。

第一話記事からの続き

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朝田「新しい執刀医は、
 コロンビア大学心臓学部胸部心臓外科、
 客員教授の、霧島軍司だ」

鬼頭「霧島!?」

朝田<お前じゃなきゃ無理だ。力を貸してくれ>
霧島<分かった>
朝田<(田島に紹介)先ほどお知らせした霧島先生です>

朝田「もちろん術前検査にも立ち会ってもらってる。
 患者にも全て了承を得てる」

観客「なるほど」
観客「なんて豪華なリレーなんだ」
観客「45分っていうのはこの執刀医交代を見せるためだったのか」

霧島「さっさと行けよ。ここからは俺の舞台だ。
 俺の術式を世界にアピールするためのな」

野口「そうです。これが明真の誇る、臨床パフォーマンスです!」
(観客の拍手)

朝田と荒瀬が出て行き、助手の医師も霧島チームに交代。
霧島「これから急性の僧帽弁逆流に対し、僧帽弁の形成術を追加し、
 予定していたドール手術を行なう。
 患者の心機能と術後のクオリティを考慮し、
 心停止させず、オンポンプビーティングのまま行なう」

観客「オンポンプビーティングのまま」
観客「そんなことが出来るのか?」

霧島「尖刃」
看護師「はい」
霧島「メッツェン」
看護師「はい」
霧島「切開した心尖部(しんせんぶ)から切れた腱索を確認し、
 虚血性変化により拡大された乳頭筋間(にゅうとうきんかん)を
 プライケーションした後、切れた腱索を修復する」
(観客のどよめき)
鬼頭「この術式は、霧島先生の研究テーマでもある、
 自己弁(じこべん)温存を目的とした革新的な術式です」
(観客のどよめき)

北洋病院、バチスタ手術、
医師「ダメだ。間に合わない」
伊集院「ダメじゃない。人工心肺組んで」
ME「はい」
伊集院「硬膜外(こうまくがい)麻酔は昨日荒瀬先生が入れてるはず。
 準備進めてください」
ME「はい」
ゆかり「子供…。子供…。わたしの子は…」
藤吉「まだか、朝田」

CM

北洋病院、バチスタ手術室前、
剛がお守りを握り締めて祈る。
そして…、
手術室に朝田と荒瀬が走ってやって来た。
朝田「これより、帝王切開、ならびにバチスタ手術を行なう。
 術式はリハーサルのとおりだ。いくぞ」
ミキ「血圧、下降してます」
朝田「よし、慎重に硬膜外麻酔の量…」
荒瀬「もうやってる。
 マーカイン2.5速。ヘッドダウンするぞ」
朝田「始めるぞ。メス」
ミキ「はい」
朝田「鑷子」
ミキ「はい」
朝田「電メス。メッツェン。
 子宮露出」
伊集院「速い」
朝田「子宮を切開する」
荒瀬「いつでもいい」
藤吉「こっちもいつでもオッケーだ」
朝田「メッツェン」
ミキ「はい」
医師「臍帯(さいたい)クランプ」
伊集院「メッツェン」
そして…、
子供を取り出し…、
伊集院「泣かない」
朝田「伊集院」
伊集院「はい」
伊集院がへその緒を切り、朝田が新生児の背中を叩き…、
(産声)
安堵する皆。
藤吉「元気な男の子ですよ」
ゆかり「ありがとう」
藤吉「さあ、今度はあなたの番ですよ」
ゆかり「よかった…。よかった」
伊集院「しっかりしてください!」
ミキ「伊集院くん」
伊集院「ここからですよ。
 この子をお母さんのいない子にするつもりですか?」
藤吉「だんなさんもあなたを待ってます」
皆が次の手術の準備をし始め…、
朝田「荒瀬、全身麻酔」
荒瀬「あとでまた会おう。心配ない。俺が必ず連れ戻す。
 一つ、二つ、三つ…」

伊集院「なんて大きい心臓だ」
医師「よくここまで耐えたな」
伊集院「藤吉先生のおかげですね」
朝田「いや、それだけじゃない。
 母になりたいという彼女の気持ちがそうさせたんだ。
 人工心肺の装着に移る。
 僧帽弁の形成術を行なう。尖刃」
ミキ「はい」
朝田「左室内腔(ないくう)からアプローチし、
 乳頭筋間のプライケーションと腱索を調整する。
 フリープリジェット」
ミキ「はい」
朝田「メッツェン」
ミキ「はい」
朝田「僧帽弁の形成術、終了」
医師「いよいよバチスタか」
朝田「これより、変性部位の特定に入る。
 (心臓の内側に触り…)
 ここだ。ここから、ここまで。
 伊集院、確認してみろ」
伊集院「はい」
そこへ藤吉が入ってきた。
朝田「どうした?」
藤吉「赤ん坊に…」
ミキ「赤ちゃん?」
藤吉「HLHSが見つかった」
伊集院「HLHS!?左心低形成(さしんていけいせい)症候群!?」

CM

伊集院「HLHS!?左心低形成症候群!?」
医師「新生児の先天性心疾患だ」
片岡「そんな…」
医師「何もしなければ、1週間以内の死亡率が70パーセント」
藤吉「卵円孔(らんえんこう)が閉塞しかかってる。
 血圧が下がりショック状態となり、コントロールできない。
 危険な状態だ。一刻もオペしないと
 体循環が維持できなくなり、死んでしまう」
伊集院「そんな!? 朝田先生は手が離せない!」
藤吉「朝田!」
伊集院「どうするんです!?」
朝田「伊集院」
伊集院「えっ?」
朝田「お前がバチスタを切れ」
伊集院「えっ!?」
藤吉「なんだと!?」
朝田「時間がない。方法はそれしかない」
藤吉「しかし」
朝田「方法はそれしかないんだ!」

伊集院の回想、
ゆかり<わたし、このまま死ぬとしても、
 一分でも…、一瞬でもいい、この子を抱きたい>

伊集院「やれます。今まで何度も…、何百回と
 朝田先生の手術をイメージして、その手技も練習してきました」
伊集院が屋上で青空イメージトレーニング。
藤吉「伊集院」
朝田「いけるか?(荒瀬)」
荒瀬「いくしかねえだろ」
朝田「ここからは伊集院がバチスタを執刀する」
ミキ「でも、朝田先生の助手は?」
藤吉「俺がやる。やるしかないだろ」
朝田「みんな…、頼んだ」

伊集院「これより、変性部位の切除を始める。
 メッツェン」
ミキ「はい」
伊集院「僕が、必ず赤ちゃんと会わせます」

医師「なんてことだ!? バチスタの執刀医が代わるなんて」
医師「どうなるんだよ!?」
医師「それに、新生児のHLHS」
医師「HLHSは多くの場合、妊娠経過、胎児の成長は正常なことが多く、
 見つからないこともある」
医師「先天的に、左心室と上行(じょうこう)大動脈が著しく未発達な疾患。
 心臓から体に送り出される血流が確保できず、
 心房中核の欠損孔(けっそんこう)と動脈管で
 かろうじて血流を保っている。
 そのため欠損孔と動脈管のどちらか一方でも閉鎖すれば、死に至る」
片岡「HLHS、十万人に一人と言われる難病」

CM

藤吉「HLHSのオペ経験は?」
朝田「ない」
藤吉「ない?」
荒瀬「経験のないオペをする気か!?」
藤吉「無茶だ。いくらお前でも
 成人と新生児の心臓はまったくの別物だぞ」
荒瀬「脳外科医が循環器のオペするようなもんだぜ」
藤吉「どうする気だ?」
朝田「ケータイをつなげ」
藤吉「えっ?」
朝田「いるだろう、一人。
 新生児心臓オペの権威に学んだスペシャリストが」
藤吉「まさか…」
朝田「その可能性にかけるしかない!」

木原「事情は話した。あっ、来た!先生(ケータイを渡す)」
鬼頭「聞いたわ。新生児のHLHS」
朝田「卵円孔が閉じかかってる。
 すぐにノーウッド手術をしなければ助からない」
鬼頭「卵円孔が閉じかかってるって、カテーテルで開けられないの?」
朝田「固くてダメだ。チアノーゼも進行し、ショック状態だ」
鬼頭「あなた、コンジェニタール、先天性心疾患の経験は?」
朝田「ない」
鬼頭「無理よ。残念ながらあなたのテリトリーを越えてる。
 私が着くまでもたせなさい」」
朝田「それまでもたない!」
鬼頭「経験のないあなたにコンジェニタール、
 しかもノーウッドは無謀すぎる。
 まして、電話での指示なんて」
朝田「鬼頭、ここで手をこまねいて、この子が死ぬのを待つわけにはいかない。
 別のオペ室では伊集院が戦っている。
 明真のオペ室では霧島が戦っている。
 俺一人、何もしないで負けるわけにはいかないんだ」
鬼頭「(ため息)分かったわ。あなたの腕に、賭ける」
朝田「これより、ノーウッド手術を開始する」

医師「何しようとしてるんだ!?」
医師「まさか…、電話で指示を仰いで未経験のオペをする気か?」
医師「目隠ししてオペするようなもんだぞ。絶対に不可能だ」

鬼頭「正中(せいちゅう)を切開し、胸骨剪刀(せんとう)で
 慎重に胸骨を切開して、開胸して」

朝田「メス」
藤吉「鑷子。ガーゼ」

医師「やる気だ、奴ら」
医師「新生児の組織はとてもぜい弱で一つ一つの臓器構成が細かい」

朝田「胸骨剪刀」
看護師「はい」

医師「1ミリのミスが命取りになる世界だぞ」

藤吉「開胸器」
看護師「はい」

医師「それを電話の指示でやるなんて」

鬼頭「心膜(しんまく)を慎重に切開し、心臓、ヘルツを出して」

朝田「メッツェン」
看護師「はい」

藤吉「(心臓が)小さい…」

鬼頭「ヘルツの状態を報告して」
朝田「上行大動脈、径2ミリ。
 主肺動脈は10ミリ。
 動脈管は径7ミリ。
 心臓はほとんどが右房右室で、左心系は低形成。
 右室のダイラテーションが強い。
 房室弁の逆流もある」
鬼頭「何ですって!? 房室弁の逆流!?
 このままノーウッド手術を行い、B-Tシャントをした場合、
 肺動脈に血流が流れすぎて、弁逆流がひどくなり、
 心不全、呼吸不全となることが目に見えてるわ」
朝田「ほかに方法は?」
鬼頭「ノーウッド医師が以前、弁付き導管を用いた
 RV-PAコンデュットをトライした症例があったけど、
 新生児の小さい心臓とのミスマッチと、
 大きな心室切開のため、
 肺血流の調節と心機能低下によりうまくいかなかった。
 万事休すよ」

あきらめムードの漂う中…、
朝田「いや、オペは続行する」
藤吉「朝田」
朝田「わずかでも可能性がある限り、俺は降りない」
鬼頭「だけど、結果は見えてるわ」
朝田「それでも続けるんだ!」
鬼頭「(ため息)分かったわ。今のあなたに何を言っても無駄ね。
 それじゃ、人工心肺の装着に移って」
朝田「人工心肺の装着に移る」
荒瀬「オーケー。ヘパリン、イン」
鬼頭「腕頭(わんとう)動脈に送血用の人工血管を吻合し、
 そこに送血管(そうけつかん)を挿入して」
朝田「カニュレーション終了。人工心肺スタート」
ME「はい」
鬼頭「循環停止にするから、直腸温が18度になるまで冷却」
ME「直腸温18℃になりました」
朝田「充分体温が下がった」
鬼頭「循環停止だと我々に与えられた時間は40分。
 それ以上かかったら脳障害が起こるかもしれない。
 それじゃ、始めて」
朝田「開始する。循環停止」
ME「はい」
鬼頭「心房中核の卵円孔を充分拡大、
 左房からの血流が右房に抵抗なく流れるようにして」
朝田「サッカー、アップ」
藤吉「筋鈎(きんこう)」
朝田「メッツェン」
鬼頭「新しい上行大動脈を作製」
朝田「鑷子 ポッツ。8−0。
 上行大動脈の再建終了」
荒瀬「まだ30分しかたってないぜ」
鬼頭「速やかに体外循環に乗せ、復温(ふくおん)開始」
朝田「水」
看護師「はい」
鬼頭「復温中に肺動脈への血流を確保するため、
 左鎖骨下(ひだりさこつか)と肺動脈の間に、3ミリPTFEグラフトで
 新しい血流路、B-Tシャントを作製する」
朝田「B-Tシャントを作製する。クランプ鉗子(かんし)」
看護師「はい」
朝田「3ミリPTFEグラフト」
看護師「はい」
朝田「7−0」
看護師「はい」
朝田「メッツェン」
看護師「はい」
朝田「デクランプ」
鬼頭「以上。ここまでがノーウッド手術よ」
朝田「ああ」

医師「すごい。ノーウッドをやり遂げた」
医師「だけど、これからどうするんだ!?」
医師「房室弁逆流があり、肺血流を調整できないこの術式では、
 肺に血液が流れすぎて、逆に血圧が下がって、助からない」

鬼頭「私が指示できるのは、ここまでよ」
ケータイを切る。

立ち尽くす朝田たち。

医師「ノーウッドは成功したが、患者は…」
医師「他に方法はなかったんだ。しょうがないよ。連中はよくやった」

(警告音)
荒瀬「ダメだ。拡張期圧(かくちょうきあつ)が下がって
 心機能が悪くなってる。ブラディ…」
藤吉「このままだと心停止する」

藤吉「朝田…」
朝田「もう一度ポンプオンする。
 ポンプスタート。
 5ミリのPTFEグラフトを持ってきてくれ」
藤吉「なに!?」
朝田「4ミリ冠動脈パンチャーも用意しろ」
看護師「はい」
藤吉「待て、鬼頭先生が指示した術式にはないぞ」
朝田「ノーウッドがあきらめた、RV-PAコンデュットだ」
藤吉「それは過去のもので、結局失敗…」
朝田「いや違う。血液の循環動態を考えれば
 この方法が一番理想的なはずだ」
藤吉「どういう意味だ?」
朝田「ノーウッドと違うのは、シャントのサイズだ。
 シャントを流す血流路と、心筋の切除範囲が
 大きすぎたことが問題だった」
看護師「グラフト用意できました」
藤吉「それでこのサイズの人工血管を?」
朝田「そうだ。この可能性に賭ける」
藤吉「オペしながら新しい術式を模索してたのか?」
荒瀬「そうこなくっちゃな、75キロ」
朝田「いくぞ」

朝田「ボリュームコントロール」
看護師「はい」
朝田「尖刃」
看護師「はい」
朝田「パンチャー」
看護師「はい」
朝田「6−0」
看護師「はい」

明真大学、ドール手術、
霧島「メッツェン。LAD吻合」
医師「スタビライザー」

北洋病院、バチスタ手術、
医師「血液で視野が取れない」
伊集院「左室ベントをアップさせて」
ME「はい」
伊集院「よし」

北洋病院、新生児HLHS手術、
朝田「メッツェン」
看護師「はい」
朝田「RV-PA吻合、終了」

鬼頭がようやく到着、
朝田「デクランプ」
荒瀬「うん? 拡張期圧が下がらない。これならいけるぜ」
朝田「慎重にウイーニングしてくれ」
ME「はい」
鬼頭「何をやったの!?」

祈るパパ剛。

霧島「僧帽弁の形成術、およびドール手術、終了」

伊集院「バチスタ、終了」

朝田「HLHS、終了」

ホールや各手術室で大拍手。

鬼頭「なんて男。わずかな手がかりを応用して、
 新しい術式を思いつくなんて(拍手)」
朝田「あんたがいなけりゃ、この子は助からなかった。ありがとう」
鬼頭「わたしだけでは助けられなかったわ。しゃくだけどね」

片岡「朝田龍太郎」

藤吉「よく、頑張られましたね」
朝田「お母さん譲りで、とても強い子です」
涙を浮かべる富樫夫妻

夜の屋上、
霧島「まいったよ。お前の公開オペを見に来たはずが、
 俺がやらされるとはな」
朝田「あの状態で任せられるのは、お前だけだ」
霧島「そうだろうな。俺のチームもいいチームだろ?」
朝田「ああ」
霧島「いつかお前のチームに追いついてみせる」
朝田「待ってるよ」

翌朝、
木原「おうおうおう! ごめんねうるさくて。
 ちょ、ちょっとお前、おい、これ、これ!」
伊集院「何?」
木原「見たか、これ!?」
新聞を見ると…、
『妊娠九ヶ月のバチスタ手術成功 明真大学付属病院 胸部心臓外科の快挙』
伊集院「どういうことですか!?
 うちじゃなくて北洋病院がやったことになってるはずなのに!?」
「やり手だよ、北洋のオーナーってのは。
 ホントえぐい、えぐい」
「えっ!?」
「まっ、野口先生にしてみれば、
 成功しちまえば妊婦のバチスタは明真がやったことにしたい、
 そこを突いて、バチスタ成功をエサに
 明真との業務提携の話を持ちかけてきたんだよ」
「業務提携!?」
「つまり、明真に多額の移籍金を払わせて、
 北洋から医師たちをこう異動させたんだよ。
 北洋には金が入るし、うちはうちで
 明真の弱い部分である、産婦人科、泌尿器科、脳外科に
 医師たちを補完できる。どちらも損はしない。
 こんなこと、うちの内情を調べてなきゃできないし、
 はなっからバチスタ成功を見込んで仕組んだんだな。
 やっぱえげつないね、外資はやることが。へへへ」
「でも医者が明真に移ったら北洋病院は…」
「関係ないよ。あそこは外資系の投資会社だろう。
 金のことしか考えてない。
 病院つぶして不動産売っ払って、それでおしまい。
 そうやって患者ないがしろにして
 相当恨み買ってるらしいよ、あそこのオーナーは。
 おう、山ちゃん、今日、どう?」
男「ダメダメ。今日は、家族サービス〜(かにポーズ)」
木原「また! よく言うよ、おい!ハッハッハ」
伊集院がそのかにポーズを見て怪しく疑問に感じる。
「あの、今のこれ…、って何の意味?」
「あっ、これ? まあ要するにだ…。
 (ナフキンを取りペンで記号‘’を書く…)
 これだろ。‘いわゆる’っていう意味。
 外資系のMRなんかがよく使うよな。それが?」
伊集院「外資系!?」
何かに気づき突然走り出す!
木原「おい、ちょっと!? おい! なんだよ、もう」

テレビアナウンサー「8月に起きた、
 明真大学付属病院前の一般道で女性がひき逃げされた事件で、
 警視庁は今日未明、松崎頼子容疑者をひき逃げの疑いで逮捕しました。
 松崎容疑者は、女性の勤める外資系投資会社に
 息子が通っていた病院が買収され、
 その後退院を余儀なくされて、息子が亡くなったことから、
 この女性を恨み、犯行に及んだものと見られています。
 一部外資系投資会社の病院買収は
 そのやり方の強引さに批判の声も上がっていて、
 警視庁は事実関係を調べています」

野口(電話)「そうですか、ハハハ、ありがとうございます
 ええ、こちらはいつでも大丈夫です。
 それではお待ちしています。ありがとうございました、どうも。
 それでは失礼します」
野口(誰かに)「すごいよ。マスコミの取材依頼の数が。
 これで明真の名は一気に売れる。
 北洋にも移籍金ががっぽり入るってわけだ」

伊集院「藤吉先生!」
藤吉「どうした?」
「これ…、このメール」
「ああ、俺ももらったよ」
「ふ…、藤吉先生がみんなに出したんじゃないんですか?」
「いや」
「あの、富樫さんって誰かに紹介されて
 藤吉先生のところに来たんですよね?」
「ああ、確かどっかの医療ジャーナリストとか言ってたな」

野口「これ、落ちてたよ。
 最初からこうなると思ってた? オーナー」
片岡「もちろん。我々投資会社は‘リターン’がないと行動しませんから。
 まあ、ひき逃げは予定外でしたけど。
 その分、朝田先生のオペをこの身で体験することが出来ましたから」
「病院を金に換える、こんな専門家がいたとはねぇ。
 医者は…、‘商品’ってわけか。
「人の命が一番お金になるんですよ、野口先生。
 チームドラゴンは一番の人気商品ですから」

伊集院「全てあの人の…、片岡さんの仕組んだことなんですよ。
 藤吉先生に富樫さんを紹介したのも、
 チーム結成を呼びかけるメールも、
 北洋でオペさせたのも、
 僕らは、あの女にハメられたんです」

片岡と野口はワインで乾杯。

朝田は優しい目で赤ちゃんと富樫を見つめる。

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「医龍2 Team Medical Dragon」オリジナルサウンドトラック
B000VZK7YI

TVサントラ
ユニバーサル・シグマ 2007-11-07




posted by エデン at 17:40 . | Comment(2) | 医龍2
この記事へのコメント
エデンさん、こんばんは。
完璧な記事ですね〜!文字放送、うらやましい!
私はオペのシーンはほとんど省いてしまいました。
"いわゆる"のジェスチャー、知らなかったです。(笑)
周りの外国人もやっているの見たことがなかったー。
勉強になりました。^^
Posted by ちーず at 2007年10月14日 19:28
ちーずさん、ありがと。
英語に接するお仕事らしいけどご存知じゃなかったかぁ。
このドラマをきっかけに‘いわゆる’が流行るかも?ないない。
Posted by エデン at 2007年10月16日 00:54
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