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2007年08月11日

グッジョブ 第3話

第三話「恋する女たち」

あらすじ、全セリフ

オフィス
二岡<あー、好き好き好き好き好き!
 もう大好き永井さん! やっと今夜会える。2週間ぶりだ、にゃほーん>
ケータイを開き待ち受け画面を見て
「かっこいいー!」

二岡<このお話は、恋するOLのラブストーリー…>
「えっ? フリーズしてる?」
<ではなく、どうやら仕事の話らしい>
「またなのー? もう…、ずるい! むきー! 再起動じゃ、このやろー!」
上原「どうしたの、二岡ちゃん?」
「上さん、この子ですよ。外付け認証つけてから
 調子悪いったらないんですもん!」
「ああ」
「だいたいデータ管理用のPCがボロいだけじゃなくて、
 早いとこIP化すればいいのに。シス管、何やってんだか。
 そのくせ海外企画部は新しいPCが入ったんですよ。
 ハードディスクは500ギガあって、CD-Rが36倍速なんですよ。
 うちなんて古くて無駄に場所とってんのに」
「なるほど、そこに『ずるい』がかかるのか」
「だいたいデータ出すのにいちいちCDに焼くなんて無駄だと思いません?
 それでその無駄にまた時間がかかるなんて無駄の倍でしょう、もう!」
南「まっ、無駄だわな。それでIPって何?」
斉藤「電話代が安くなるんですっけ?」
村田「…」
二岡「IP-VPNっていうのは、ネットワークがですね…」
宮田課長「上原くん、こないだのあれ、プリントアウトしてくれないかな、1部。
 ほら、保存しといたあれ」
上原「N-N工場のデータですね」
「そうそう、頼むね。ちょっと上行ってくるから」
上原「まっ、サーバー管理だ、ファイル共有だ、言いましても」
南「おっさん相手にゃ紙で出す」
村田「『あれ、あれ』で分かれば一人前」
小久保「なんか熟年夫婦みたいね」
上原「1部ってことは自分用。何のためにノート持ってんだか。
 あっ、黒木さん、データ大丈夫でした?」
黒木「ああ、自分で確認するよ。
 女子たちにおっさん呼ばわりされたくないからね」
「じゃ、次の、先にやりますね」
小久保「やっぱり仲がいいのよね、あの2人」
二岡「あーあ、こりゃ今日も残業か。
 デート前にネイル直したかったのにな」

二岡<永井さんのことだけでも頭がいっぱいなのに、
 今週は何だかとっても忙しい。岡島さんが退職されたり、
 業者の連鎖倒産があったり、電話も多いし>

二岡「よし。再起動OKと。
 あ、高橋さん、これ見積もりの頭です」
高橋「建材のデータ表は?」
「今急ぎの書類があるんで、ちょっと待っててください」
「これ数字違ってるじゃない!」
「え?」
「頼むよ、ちゃんと確認してよ!」
「すいません。
 ああ、ゼロがひとつ多いだけか」
「あ? 多いだけ? 10億と100億だぞ!」
「すいませんでした。すぐ直します」

終業
南「あーあ、上も残業か」
 あっ、川相さんだ。お疲れ様です」
「ああ、お疲れ。
 あっそうだ、アイピロー、ごめんね。いや、あんなデザインだとは思わなくて」
「全然気に入ってますよ」
「えっ、そうなの。よかった」
「あっ、そうだ、川相さん、駅裏にラーメン屋がオープンしたんですけど、
 女1人じゃ、あれなんで、付き合いません?
 今度は私がおごりますんで」
川相「えっ、ラーメン屋、どこに?(喜)」

二岡「すいませんでした。
 今度はちゃんと確認したんで大丈夫だと思います」
高橋「どうだかな。デートに浮かれてまた打ち間違えられたりしちゃ
 たまったもんじゃないよ」
「え?」
「はい、オッケー。お疲れ」
「あの、すみません…」
「気楽に考えてるからこういうことになるんだよ」

帰りのエレベーター
二岡「上さんから見ても私ってバカみたいだと思います?」
「え?」
「ちょっとショックなんですよね。
 高橋さんにあんな恋愛ボケのバカOLみたいに言われちゃって。
 そりゃ数字間違えた私が悪いんですけど」
「バカOLって思われたかもね」
「え?」
「というか、数字間違いを重要に考えない恋愛ボケのお気楽OLと思われたかも」
「お気楽? そんなんじゃなくて、一桁っていうのは…」
「いい? 言い訳なら高橋さんにどうぞ。
 私生活でラブラブだろうが、そうじゃなかろうが、
 仕事に支障をきたすんじゃないの。人に迷惑がかかるでしょ?」
「はい。そのとおりです。すいませんでした。
 あーあ、私、どうしても仕事中とかも
 『会いたいな』とか『今何してるのかな』とか考えちゃうんですよね。
 上さんもそういうことありません?」
「うーん、私は仕事の時は彼のこと忘れてるかな」
「へぇ、えらーい。なんで忘れられるんだろう」
「別にえらくはないけどさ、明日から気をつけなよ。
 ほら、もう行かないと。デート楽しんで」
「はい。お疲れ様でした」
「お疲れ様」
「ありがとうございました」
上ちゃんがメール『週末会えそうだから連絡する』を確認。
「デート久しぶりだ」
黒木が立ち聞き「今、デートって言った?」

バー
二岡「だいたい、いちいちデータ出すのにCDに焼くなんて無駄だと思いません?
 その無駄にまた時間がかかるなんて無駄の倍ですよね」
永井「確かに(笑)。古いPCって無駄な感じがするよな」
「そうなの。ホントうちの業界って古いんだもん。
 会議会議に出張出張。男社会って言うより、おっさん社会だよ」
「まあだからその分女子社員がいるわけだし」
「うん、まあね。おっさんがみんなPC使えて、書類整理できたら
 私たちOLいらなくなっちゃうもんね」
「女の子はさ、次の就職先もあるだろうけどね」
「ないよ、まだまだ不況だしさ」
「あるよ。無理な高望みさえしなけりゃ女の子はさ。
 というか違う意味での就職が」
<それってもしかして?>
「うん?」
「ううん。なんかソフト買ったの?」
「ああ。アレックス・アルメイダのDVDをね」
「アレックス? うーん、知らなーい」
「ミュージッククリップで有名な映像作家だよ」
「へえ」
「割と斬新な映像を作る人なんだけど、ショートフィルムだと
 ロングショット使ったりして、それが結構じわーっと来るんだよ。
 確か何か賞も獲ってたかな」
「そうなんだー。なんかジャケットもかっこよさげ」
「今週末さ、うち来ない? 一緒に見ようよ。
 俺、それまで見ないでとっとくからさ」
「うん、行く。一緒に見る!」
「うん」

オフィス
高橋「二岡さん、今朝渡した建築データの…」
二岡「はーい出来てます!」
「え、もう?
 わっ、頼んでないのにグラフまで別紙で…。ありがとう。
 じゃあ、会議室に…」
「はい、C3会議室、予約確認済みです。
 それから、昨日の数字のことなんですけど、
 私あの時、打ち直しの時間のこと考えてて、
 『ゼロが一桁多いだけか』って言ったのは、
 それなら打ち直しも早く済みそうで、それでついそう言っちゃったんです。
 決して数字の間違いを軽く考えていたわけではなくて…。
 でもホントにすいませんでした」
「あっ、そう。まあ、軽く考えていないんだったらいいよ」
「はい。これからもっと気をつけます」
「よろしく」

小久保「なんだかすっごいパワフルなのね、二岡さん」
南「ええ。ある時の二岡ちゃんは仕事もフルパワーで」
上原「良かった良かった。じゃ、お願いします」
村田「了解」
黒木「上原さん、会議室付き合ってくれる? 荷物多くて」
「はい」

会議室
「悪いね、ありがとう」
「あっ、ありがとうって言えるようになった」
「言ってるだろ、最近は」
「どういたしまして」
「しかし、君みたいな女と付き合う男は疲れるだろうな。
 いつも小言ばっかりでさ。なんせ、OL仮面だし」
「そんなことないですよ。私、彼氏には優しいですもん」
「彼氏、いるんだ」
「うん、いますよ。彼とはケンカもしたことないし、
 小言も言わないし、ラブラブですよ」
「へえ、じゃ、何? 俺にはあれだけ言いたいこと言っているのに、
 そいつには気を遣ってるのか」
「もちろん。自分の彼氏に気を遣わないで、誰に気を遣うんですか?
 私のこと『好き』って言ってくれる人なんですよ」
「ふーん、そうですか」

昼食時間
小久保「遅いなミワ。昼休みの時間減っちゃうよ。
 (メール)『カヨ待ってたの? 営2でランチ仲間できたのかと思ってたよ』
 お昼どうしよう」
村田「あら、小久保さん、どうしたの?」
「えっ、ああ、えっと…」
「村田よ」
「ごめんなさい。あっ、そうだ、村田さん」
「いいわよ、異動してきたばっかりだし」
「これからお昼ですか?」
「そうなの。今日はなかなかめどつけられなくて」
「じゃ、ご一緒させていただいてもいいですか?」
「え…?」

更衣室
二岡「なんか、自分の知らないこと知っている人って、
 ちょっとかっこいいとか思うじゃないですか?
 永井さんって知ってることしゃべるのに自慢げじゃなくって
 普通に話すから、へえって素直に聞けちゃうの。もう楽しくって!」
斉藤「えー、いいなー」
上原「それで今夜はいよいよ恋人たちの夜となるわけか」
二岡、斉藤「キャー!」
上原「お泊り初めてだったよね?」
二岡「そうなんですよ。ずっと彼が忙しくって、それで最近は私が忙しくって、
 もうやっとって感じなんです。うふっ」

オフィス、
南「どうも二岡ちゃんの彼氏って話聞いてると、
 いけ好かないんだよなぁ。まあいいけど。人の彼氏だし。
 ってまた私ひとりでブツブツ言っちゃってるよ」
宮下課長「あっ、南くん。花金なのに残業してもらって悪いね、ありがとう」
「はい。でもそんなにかからないで終わりそうです」
川相「じゃあさ、飲みにでも行こうか。僕ももう終わるし」
「おっ、いいですね」

永井宅、
永井「あ、ごめんね、ちらかってて。
 注文してたやつが今日届くって忘れててさ。
 急いで設置しようと思ったんだけど」
二岡「ううん、あ、手伝おうか。
 あれ? うそ…。これ最新型?
 わー、Mシリーズの23インチだ。すごい!」
「智美ちゃんの会社もこれ?」
「ううん。会社は違うんだけど、家で使ってるのがこのシリーズなんだ。
 かわいいし楽チンだし」
「そっか。友達に勧められて買ったんだけどさ。
 智美ちゃんがそんなにパソコン好きとは思わなかったよ」
「パソコンというか、機械全般が好きなの。
 便利〜とかすご〜いとか。子供の頃から」
「へえ、意外だね。でもそっち方面には進まなかったんだ」
「だって理数系苦手なんだもん。
 覚えるのはいいんだけど、考えるのがダメで」
「ははっ。やっぱり女の子だよね。
 なるほどね。『便利〜とかすご〜いとか』ね。
 あっ、そうそう、これさ、テレビ録画もできるんだ」
「へえ(実は知ってる)」
「(エラー発生)あれ? ムービーのアプリが…。
 おかしいな」
「これ電器屋さんで買ったんだよね?」
「うん」
「だったら抱き合わせの外付けチューナーがあるんじゃ…?
 あった、ほら」
「ああ、ホントだ」
「コードも全部あるよ。アンテナの穴、これかな?
 ちょっと本体と接続してみるね」
「うん…」
嬉々とする二岡、圧倒される永井。

午後3時 おやつタイム
二岡「なんかね、私がPC強くて引かれた感じ…かな」
上原「引かれた?」
二岡「はい」
南「どういうことそれ?
 今どきパソコンを使えない女がいるとでも思ってるのか、その男は」
上原「まあまあ、私だって接続とかそういうの自信ないし」
二岡「それでPCつないで、『つながってよかったねー』みたいな
 感じになって、そのあと一緒にDVD見て、それで朝なんですけど」
上原「じゃ、一応朝までいったんだね?」
二岡「はい、一応。
 それで、彼、コーヒーは毎朝、ミルをひいていれるらしいんですよ。
 それで私、手伝いますって言ったものの、ミル使ったことないから
 うまくひけなくて」
回想
二岡「ごめーん、うまく出来ない。ガクガクなっちゃう」
永井「いいよいいよ、俺やるし。慣れだしね、こういうの。
 と言うか、女の子は、出来ないぐらいのほうがかわいいし。
 ああ、でも智美ちゃんがパソコンに強いからって引いたりしてないよ。
 オタクってわけでもないんでしょ?」
オフィス
小久保「何よその男!」
村田「つまり結局自分が二岡ちゃんよりパソコンが
 出来なかったのを気にしてるのよね」
斉藤「そうですね、分かりやすいくらいに」
南「というか、引くって何? オタクって何?」
二岡「いつの間にか人が増えてる」
南「ねえ、二岡ちゃん、そこは怒ってもいいんじゃないの?
 それって、女をバカにしてるってことじゃないの?」
上原「だね。二岡ちゃんにも得意分野があっても当然なのに」
二岡「うん…。でも、でも私、彼に可愛がられたいし、
 甘えたいし、不得意とか苦手とか、ホントできないことも
 いっぱいあるし、怒れないですよ。
 まあ付き合っていくうちに分かり合えたら
 いいなって思って。だって、彼、優しいし、なんか好きだし」

二岡<そう、私は甘えたいし、かわいがられたい。
 知らないことも教えてもらいたいし。
 だからむかついたりはしないけれど…。
 ただちょっと見下されて、悲しかっただけ>

上ちゃん宅、
上原「まあ女をその程度にしか見ない男が多いってのもあるけど、
 実際その程度でいいって思ってる女もいるわけで、
 だから男側だけを非難するわけにもいかないんだよね」
南「いるね、確かに。二岡ちゃんは『それでもいい』とか言ってても、
 本音ではそう思ってないから落ちてるんだよね」
「二岡ちゃんにはいつもラブラブでいて欲しいんだけどね」
「大丈夫でしょ。やつはああ見えてたくましいから」
「確かに。
 それで南みたいにきついタイプのほうが実はもろかったりするんだよね」
「…私、『優しい』って言われたんだ」
「え?」
「男の人に」
「ウッソ、その人、見る目あるじゃん」
「でね、何回か、2人で飲みに行く機会があったりなんかして、
 それで昨日さ、映画に誘われたの」
「それってもうデートじゃん!」
「だよね。やっぱそうだよね?」
「それで、南的にはどうなの?」
「いや、行きたい気もするんだけどさ、ほら、私ってきついじゃん。
 だからまたきついこと言ったりして、嫌われたら嫌だなと思って」
「嫌われたくないってことは、好かれたいんだ?」
「いや別にそんなんじゃないよ。…うん、そうなのか?」
「素直に行っといでよ。
 南はきついとこだけじゃなくて、かわいいところだってたくさんあるんだから。
 それで、相手ってどんな人?」
「まだ内緒」
「えー! ずるいー! 教えてよー。あっ、今後のために占いやろう」

二岡がコピー機の前でメール確認『今週末は会えそうにない』。
上原「ちょ、ちょっと、二岡ちゃん、何ボーッとしてるの!
 6枚を10部なのに60部もコピーしてるじゃん!」
「ああ、やばい! ストップストップ!」
「もう、いつまでもコピー機の音がすると思ったら」
「すいません」
「あとでこの無駄用紙、半分に切って、電話メモ用に作り直して、
 みんなに使ってくださいって配るんだよ」
「はい」
「タイムカード押した後にやるんだからね」
「ええー! はい、分かりました」
南「やっぱり落ちてるな、二岡ちゃん」

小久保と村田が一緒に昼食へ向かう。
上原「行ってらっしゃい」
斉藤「最近いつもお昼一緒ですよね?、村田さんと小久保さん」
上原「何か面白いよね。
 クラスにいたら絶対同じグループにならなさそうな2人なのに」

南「はい、計算できました」
川相「あっ、はい、ありがとう」
 (書類にメモを発見)
『私はくだらない映画を観るとものすごく毒舌吐きまくってしまいます。
 最初の映画はぜひ吟味して誘ってください。ミナミ』
喜ぶ川相。

カフェ
小久保「ここにもたまに来るんですよ」
近くにいた同僚、金本「小久保香世が営2に異動してくれてよかったよ。
 毎日香世にあわせてお昼カフェランチじゃお金かかってしょうがないもん。
 香世は金持ちだから平気だろうけどさ、こっちはカツカツだっつーの」
檜山「だよねー。雑誌でおしゃれな店見つけては
 『今日はあそこ行こう明日はあっち』とか言ってさ」
金本「だいたいああいう美人系ってさ、
 人の気持ちとか分からない人が多いんだよね。
檜山「そう、天然ぶってるけど、いい年してそれ罪でしょう」
金本「でさ、仕事はのろいくせに愛嬌だけでうまくやってずるいんだよね。
 美人は得だねって感じ」
村田「そう言えば私、すごくおいしいお店知ってたわ」
「え?」

和食屋
小久保「おいしい」
村田「でしょ。ずっと前に見つけたの。
 混んじゃうと嫌だから、なるべく秘密にしていたんだけど」
小久保「私、よく人に嫌われるんです。
 受付の時の同期で、ずっと仲良くしてるつもりだったんだけど、
 何だかいつも知らないうちに嫌われちゃって。
 でもまあ、いい年なのも、
 仕事が出来ないのも、そのとおりなんですけどね」
「ああ」
「やだ、納得しないでくださいよ」
「ああ、ごめんなさい。でも小久保さんは仕事はのろいけど、
 いつも確認はちゃんとしているし、仕事が出来ないのとは違うと思うわよ。
 美人で得してたのも、愛嬌でうまくやってたもの、
 もしかしたら彼女たちの言うとおりかもしれない。
 でも7年間あなたがうちの受付にいたことで
 うちの会社はとても得をしていたと思うのよ。
 愛嬌は大事よ。もっと胸を張ったっていいわよ。
 それに私、あなたより年季が入ってて、お給料も少しは多いから
 おしゃれなランチもいつでも付き合えるし。
 だから、たまにはいいわよね、異動になるのも」
小久保がすすり泣く
「あれ、何だろう、私ふだん泣かないのに」
「あ、泣かないで」
「だって、村田さんが優しいこと言うから(泣)」

上ちゃん、待ち合わせ、
「もしもし、うん、大丈夫大丈夫。え?来れないの?
 あっ、そっか。ううん、全然いいよ。
 じゃあ、家にいるから、来れそうだったら来てよ。
 うん、はーい。じゃあ、仕事頑張って」(ため息)
余談、字幕では“来られないの?”“来られそうだったら”になってた。

朝、
二岡「休みなのに会社に忘れ物を取りに来るなんて、
 ホントダメな週末って感じ。
 あった。ホントダメダメだよ。
 業者さんかな? あのー、何してるんですか?」
石川「システム管理から連絡来てませんか?」
 IP-VPNルーターの設置をするんです」
「え? すいません。
 (社内回覧を確認)うわー、やったー! やっとうちもIP化だー!」
「あ、でも今回はフルIP化はしないんですよ。
 既存のPBXの期限があるので、
 ゲートウェイとの組み合わせで拠点間通信だけIP化するんです」
「うそ…。でもうちにしてはすごい改善です。
 これで共有データのポンコツも使わなくて済むし、
 電話代も安くなるし、っていうかそれはうちらOLには関係ないか。
 わー! 床下の接続初めて見た! 面白ーい!」
「へえ、話が早くて気持ちがいいな」
「え?」
「マシンに明るいんですね。あ、ルーター見ますか?」
「…はい。見たいです」

オフィス
二岡「でねでね、ルーターとか設置とか見せてもらって、
 やっぱり専門家は詳しくって、その業者さん、
 あ、石川さんっていうんですけど、機種聞いてたら名刺もらっちゃったー。
 なんか私、理数系のメガネ系に実は弱いのかなーとか気づいちゃって」
上原「ごめん。ちょっと水さしていい?」
「はい」
「永井さんとはどうなったの?」
「ああ…。メールは交換してますよ。
 『今週末も仕事』って言うから『じゃあどこかでごはん一緒しようよ、
 ごはん食べたら私帰るし』って言ったら、
 『時間取れるかな。無理かも』とか言われちゃって。
 『あーあ、私に会う努力をするそぶりもしてくれないのか』って。
 『やらない日は会わないのかな』って。
小久保「まあ! 分かりやすい」
「そんなこと考えちゃったら、もういいかなとか思っちゃって」
上原「なるほどね」
高橋「二岡さん、こないだ保存してもらった…」
「はーい、CD落としてまーす」

上原<女の子なら、時には甘えたいし、可愛がられたいし、
 知らないことは教えてもらいたいし、
 だからってバカにされたくはないし、
 可愛い女は強くたくましく。
 さあ、次いってみよう!>

映画の待ち合わせ
南「決まりました?」
川相「うん。行こうか」

上ちゃんが川相の席で雑誌を発見、
上原「南の映画の相手って、川相さん?」
黒木「あれ? まだ残ってるの?」
「ああ、はい。タイムカード押したんでそろそろ帰ろうかと。
 コーヒーでも飲みます?」
「ああ、いいの? ありがとう」
「あっ、そういえば、さっきファイリングしている資料の中に
 妙な資料見つけたんですけど」
「妙な資料?」
(資料の間に写真)
「彼女? 黒木さんも恋してるんじゃないですか」
「これは確かに妙だな。…削除」
「そんな捨てることないのに」
「いいんだよ」
「でも照れるからぐしゃってひどい」
「いいんだよ、忘れたいんだから!
 と言うか忘れたの。
 …。
 仙台にいたときの彼女。
 別れてるんだからもういいの」
「ごめんなさい」
「別に。東京来て一ヶ月だし、もうホント忘れてたから」
「ねえ、黒木さん。コーヒーもいいけど、飲みに行きません?」
「ああ、いいね」

<それでは皆様、今日もお疲れ様>

グッジョブ キャスト
上原草子松下奈緒
南和枝市川実日子
二岡智美サエコ
斉藤直村川絵梨
小久保香世田中美里(受付→営業2課)
川相幸長近藤公園(仕事面でちょっと間抜け))
元木正洋出口哲也(茶髪の七三分け)
後藤亮太山本禎顕(チビ)
宮田耕一平泉成(課長)
高橋良男長谷川朝晴(二岡の担当)
永井学黄川田将也(二岡の彼氏)
 滝直希(配線業者・石川)
 飯沼千恵子(金本。小久保の悪口)
 平野麻樹子(檜山。小久保の悪口)
 内田もも香(受付)
村田真子水野真紀(お局)
黒木丈二徳重聡

脚本 大森美香
演出 中島由貴

ドラマ グッジョブ
B000RHUU9M

グッジョブ 第1話 グッジョブ 第2話 グッジョブ 第3話 グッジョブ 第4話 グッジョブ 第5話




posted by エデン at 10:39 . | Comment(0) | ドラマ
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