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2007年08月09日

グッジョブ 第1話

タグ:松下奈緒

http://www.nhk.or.jp/gj/
グッジョブ -Good Job-|NHKドラマ

8月8日と9日に全五話が一挙再放送。

本放送時に面白く楽しんで観て、
一部のセリフの聞き取りが難しいこのドラマだから、今回の再放送を利用して、あらすじ・ストーリー・セリフを書き起こそうと思う。30分ずつとはいえ、セリフが多くて意外と大変だった。

タイムリーに、ある出演者に大きなニュースが。
ダル&サエコ“でき婚”今秋にも
ダル男のケジメ 9日登板後“結婚宣言”
北海道日本ハムファイターズのダルビッシュ投手(20)と女優サエコさん(20)の、出会ってわずか3ヶ月の妊娠など、熱愛発覚。

主演の松下奈緒さんは歌手活動もする女優として活躍中。

あらすじ、全セリフ

「営業2課へようこそ」
上ちゃんの職場に黒木がやって来た。上ちゃんが頭の硬い日本男児な黒木に正面から説いて、円滑な職場を目指す!

仙台の喫茶店、黒木は元彼女の岡田から荷物を渡される。
「このCDもそっちのだよね。
 これは私が買ったけど、よく聴いてたでしょ、はい」

黒木<転勤を切り出したら女と別れることになった。
 東京への異動は入社して以来、俺のひとつの目標で、
 だから彼女も当然ついてくるものだと思ってた。
 そりゃ今まで結婚の話なんてしたことなかったけど、
 もういい年だし、3年付き合ってりゃ、
 当然そういう話になるだろうって。なのに…>

「ねえ、ちょっと聞いてる? あなたってホント自己中だよね」
「えっ?」
「じゃ、東京で頑張って」

<言っておくが、このドラマは恋愛ドラマではない>

東京、出社
<仕事の話だ。仕事。
 そう、男はいい仕事をしていれば、いい人生を送れる。
 俺は絶対東京で成功してやる>

受付
黒木「あの、営業2課って7階でしたっけ?」
小久保「はい。7階の右側のフロアになります」
黒木は「おう」という感じで去っていく。
北小路「何あれ、感じ悪いですよね」
小久保「そう? いい男じゃない。うちの会社の子かしら?」

更衣室
上原「今日からだよね、うちの課に新しい人来るの。
 どんな人来るんだろう、楽しみー」
南「私たちの一期上でしょ。まあ、見たことないけど。
 って言うか、このオフィス超乾燥してない?」
上原「ちょっとエアコン利きすぎかもね」
(二岡の泣き声)「まだ来なーい」
南「二岡ちゃん、変な声出さないでよ、怖いから」
二岡「彼からメールが来ないんです。
 私メール送ったの、昨日の夜の9時ですよ。
 もう朝の8時28分なのに、
 11時間28分も何の連絡もないなんて寂しすぎる」
上原「寂しいの、それって?」
南「どっちでもいい。
 それより、今日の二岡ちゃんのまつげはすごいボリュームだね」
二岡「これですか、このマスカラ、
 そこのドラッグストアで500円なんですよ。
 全然知らないメーカーなのに」
南「それって、5,000円のマスカラ使ってる私への嫌み?」
上原「どんな人かなー、新しい人」
村田「そうか、今度の人、上ちゃんが担当になるんだっけ」
上原「そうなんですよ、村田さん。あー、いい人だといいんだけどなー。
 私、男の人って顔だけで大体のことが分かるんですよ。
 どういうタイプで、何を考えてるのかとか」
南「まあ、上ならどんなタイプの営業とでもうまくやれると思うけど。
 なんせ営業2課のハイパーOL仮面ですから」
「ちょっと南、その言い方やめてよ」
斉藤「皆さん! あと1分で8時30分ですよ!」
南「ホントだ」
上原「サンキュー、直ちゃん」
二岡「11時間30分もメールがないなんて」

宮田課長「黒木くんは東京初めてだったよね」
「はい」
「東京営業ではね、営業マンに2-3人につき
 1人の女の子に担当してもらうことになってるから」
「は? 女の子?」
「あー、女の子なんて言っちゃいけないな。営業アシスタント。
 よその課ではね、派遣社員さんが多いみたいなんだけど、
 うちの課は面倒な案件も多くて全員が正社員なんだよ。
 みんないい子でね。だから職場の環境も良くてね」
黒木「僕はアシスタントなんて誰でも」

南「え? またですか? だから何度も確認したじゃないですか。
 他に急ぎがないか手持ち確認してくださいって」
川相「南さん、悪い。ホント悪いね。頼むよ」
黒木<うわー、きついアシスタントだな、おい>

松井「何暗い顔してんの? 合コンで彼氏できたんでしょ」
二岡「できたんです。
 出来たけどその彼から電話もメールも来ないんです」
<こっちは恋愛ボケのアホ女か>

原「まだ出来てないのか!?」
斉藤「ごめんなさい、急いでやります、すいません」
「あさってだぞ、先方に渡すの」
<こっちは使えなさそうな女子大生上がりの新人で…>

(村田のせきばらい)
<おいおい、こっちはいかにもお局様だよ>
「この女たちの何がいいんだか」

宮田「上原くん」
上原「はい」
「彼ね、仙台支社から来た黒木くん」
上ちゃんと黒木の初接触にOL仲間が興味津々!画像
「彼女が君のアシスタントの上原くんだ」
黒木<へえ。ま、この女たちの中ではまともそうだな>
「よろしく」
上原<ふーん、なるほど。まゆ毛太くてあごががっちり。
 こりゃ、頭の固い古風な日本男児系ってところか>
「こちらこそ、よろしくお願いします」

オフィス
「これ、大至急検算ね。
 えっと、2時から課長とあいさつ回りで…」
「いつまでですか?」
「…」
「これ、いつまでですか?」
「だからすぐにだよ」
「ですから、何時くらいまでですか?」
「だから今すぐにだって」
「あのですね、黒木さん」
「なんだよ」
「殴るよ、マジで♪」
「えっ?」
「私は、あなたと元木くんと松井さんのアシスタントをやってるんです。
 あなたから回ってくる仕事だけをぼんやり待ってるわけじゃないの」
「でも急いでるんだよ、出来次第ファクス送るって先方に言ってある」
「だったらそう言っていただかないと分かりませんし、
 その前に、私の返事、待ちなさい」
「『待ち…なさい』?」
「松井さん、さっき頼まれたの、後にしてもいいですか?
 黒木さんのこれ、大至急なんです」
「あー、いいよ。今日中だったらね」
「分かりました。
 じゃあ、今すぐやりますね」
「ああ、じゃあ。
 て言うか文句言わずにやれよ」
「あっ! ちょっと待って。松井さんに一言どうぞ」
「えっ?」
「一言ないの? 例えば、『お先にすいません』とか」
「ああ…。お先にどうもすいません」
「いえいえ」
「以上、よくできました」
「はあ? なんなんだよ、あの女」

その後、
「出来たんですけど、これ、プリントアウト1部でいいですか?」
「え、もう? へえ、何だ、やれば速いじゃないか」
ただ受け取るだけの黒木から上原は奪い返す。
「はい。これ出来たんですけど、プリントアウト1部でいいですか?」
「はあ?」
松井「ありがとう、速いねー」
「えっ?」
「『ありがとう、速いね』って、ほら」
「あー、そんな風に言ってくれたら、うれしいんだけどなー」
松井にせかされ黒木「速いね。どうも」
「いいえ、どういたしまして」
「だからそれくれって」
「ねえ、『ありがとう』ぐらい普通に言いなさいよ。
 『ありがとう』ぐらい言いなさい。
 言うのに3秒もかからないでしょ
「『言い…なさい』?」
「そうよ。
 『なんで俺がそこまで気遣う必要があるんだ』って思ってるでしょ。
 『これがお前の仕事のくせに』って。
 でもね、私たちは営業のみんなが外回りから帰ってきたら
 『お疲れ様』って言うし、
 仕事を成功させれば『おめでとう』って言うのよ。
 それがあんたらの仕事だって分かっててもね(ニコリ)」

斉藤「うわー、上さん、かっこいい!」
松井「まあ、そういうことだ。頑張れー」と黒木を励ます。

南「早速新入りに釘さしたってわけ?」
上原「そんなんじゃないけど…。
 よし、コーヒーでも飲もう。
 コーヒー入れますよ! 飲みたい人、手挙げて!」
一同「はーい」
「全員ですね」

休憩室
黒木「何なんだ。まともそうだと思ったのにあの女。
 せっかく人が頑張ろうと…」
松井「よう、黒木くん。早々に洗礼受けちゃったね」
「すいません、見苦しいところお見せして」
「いやいや。彼女、うちの課、仕切ってるんだよ。
 彼女より上のお局さんもいるんだけどね」
「仕切ってる?」
「悪い意味じゃなくてね、支社はまだかもしれないけど、
 こっちは女の子のお茶当番制度撤廃しちゃってさ。
 だから飲みたい人は各自勝手に、ってことになってるんだけど、
 うちの課は女子社員が好意でいれてくれるんだよ」
川相「これも上原さんのおかげですよね」
「そうだよ。それに彼女気が利くし、
 課内ではハイパーOL仮面なんて呼ばれてるんだ」
「そうですか。
 アシスタントなんて誰でも同じですけどね」

「誰でも同じ?」南の地獄耳が働く。

「それに、営業補助の女子社員が営業にコーヒーいれるなんて
 そんなの当たり前じゃないですか」
川相「黒木くん、それ今の時代言わないほうがいいよ」
松井「そうだぞ。営業先のお客さんにお茶をいれるのは
 アシスタントの業務だけど、僕たちにいれてくれるのは、
 あくまで親切心なんだからさ」
上原が遠くから「松井さーん、置いときますね」
「おお、ありがとう」
「まったく、何でみんなあんな女に気を遣ってるんだ?」

休憩室に上原が入ってきた。
「はいどうぞ」
「いや、頼んでないし」
「一応置いときますね」
去っていく上原。
ブラインド越しに課長や南たちOLがじっと見ていて、気まずい黒木。

コピー室
上原「はあ、何あれ。確かに私もちょっと言い過ぎたけどな」
村田「上ちゃん」
「村田さん」
「めずらしく笑顔が引きつってたから」
「すいません、心配かけちゃって。気をつけないと」
「それで上ちゃんから見てどうなの、あのタイプの顔は?」
「基本的にはまじめな人だと思うんですよ。
 東京でいい仕事したいって思ってるだろうし、
 でも何だろう。何であんなかたくななんだろう」
「そうよね。何か女性に恨みでもあるのかしら」
「うーん。まあ、大丈夫です。たとえ愛想の悪い日本男児でも、
 同じ課の仲間なんですから、そのうち仲良くなりますよ」

終業間近
二岡「うそー、(彼から連絡が)まだ来ない。もう19時間55分もたつのに」

上原「さて、伝票整理終わり」
黒木「それ、頼んだから」
「いつまでですか?」
「すぐにだよ、明日のプレゼンに…」
「でも私もう今日帰るんですよね」
「は?」
「約束もあるし。明日の朝イチやりますんで」
「ちょっと待てよ。あれだけ俺に説教しておいて、
 自分は用があるから残業できないって、それ何?
 まあいいか、残業拒否ね。いいよな、OLさんは気楽で」
「気楽でどうもすいません」
申し訳なさそうな上ちゃん、「じゃあ、お疲れ様でしたー」と帰っていく。
一同「お疲れ様でしたー」

帰り道、
上原「絶対仲良くなれないんだけど、あの人」
南「明日ヨネマツのバーゲンだよ、行く?」
「行く。
 でもむかつく。なんか硬いんだよね、心も顔も」
「普通に男前だけどね。もういいじゃん人間関係なんて。
 うちらは報酬得るために仕事してるんだし、
 別に会社は友達作る所じゃないし」
「でも会社は敵を作る所でもないし。
 私ね、どんな人でも、人に対しては
 絶対ハートでぶつかっていこうって思ってるの」
「出たよ、また理想論が」
「理想じゃなくて、ハートでぶつかっていけば
 それは絶対に伝わるし、きっと自分にも返ってくるし」
「どうかな。ハートが玉砕することもあるんじゃん?」
「あー、明日から頑張ろう。明日こそあの人のハートつかんでみせる」
「つかまなくていいから。職場の男のハートなんて。
 それより、自分の男のハートは? うまくいってるの?」
「それなりにね」
「ほお、いいなー、私も早く彼氏欲しいなあ」

翌朝、黒木が早くに出社すると、上ちゃんがもう来ていた。
上原「おはようございます」
黒木「おはよう」
「朝早いんですね」
「そっちこそ」
「はいこれ、出来ました。
 意外に簡単でしたよ。30分で出来ちゃいました。
 プリントアウト、1部でいいですか?」
「ありがとうございました。『あ・り・が・と・う』。
 早くて助かりました。はい、これで気が済みましたか?」
「なんて自己中なの!?」
「は!? 何だって!?」
「あのね、どんな仕事だってまずは人付き合いなんだよ。
 なんでそんな自分から壁作るようなことばっかりするの?
 自分自身だって損するよ。
 仲良くやればスムーズにいくことをわざわざ突っかかるなんて。
 それってすっごい効率悪いことだって思わない?」
「言いたいことはそれだけか? 悪いけど俺は引継ぎやら
 何やらで忙しいんだ。邪魔しないでくれるかな」
「そりゃね、ようやく6年たって本社勤務になって
 張り切っていい仕事したいっていうのは分かるけど、
 もっとちゃんとコミュニケーションとって仲良くやろうよ。
 せっかく同じ課の仲間になったんだから」
「仲間? あんたさ、自分で自分が仕事の出来る女みたいなつもりに
 なってんだろうけど、OLなんて誰にでも出来る仕事だろう。
 俺はどこにでもいるただのOLなんか仲間と思ってないよ。
 あんたら俺らの言うとおりにきっちり働いてくれさえすればいいんだよ。
 営業の俺らがアシスタントの女に気遣いながら働くなんてまっぴらなんだよ!
 いいか、これが男の本音だ」
黒木、別の部屋へ去っていく。

「はあ、しまった。ハートが玉砕してしまった」
村田「上ちゃん」
上原「もしかして聞こえちゃいました」
斉藤「はい、ばっちり」
二岡「でも、南さんに聞こえなかったのは不幸中の幸い…」
南「おはよう」
上原「もしかして聞こえちゃった?」
南「ええ、残念ながらわたくし、地獄耳なもんで」

黒木の回想
上原の言葉<なんて自己中なの>
元カノの言葉<あなたってホント自己中だよね>
黒木は出来上がった資料のきれいさ見やすさに驚く。

午後3時 おやつタイム
南「殺してやる、あの男!」
村田「まあまあ」
南「自分だってどこにでもいるサラリーマンのくせに」
村田「あんな昔かたぎの男の人、今どきいたのね」
南「ちらっとでも男前とか思った私がアホだった。
 よくもあそこまで本音を言ってくれたもんだわ」
斉藤「やっぱりあれが男の人の本音なんですか?」
南「だね。やっぱ男は敵だね。
 OLなんてへでもないって思ってるんだよ。
 1人じゃ何も出来ないくせに」
斉藤が上ちゃんを気遣って話題を変える
「でも、おやつタイムにお菓子とか食べてると、
 女に生まれて良かったって思いますよねー」
南も気遣って明るく振舞う「ねー。
 最近お菓子の頂き物少なくてさ、おやつタイム久しぶりだもんね。
 どうしたの、二岡ちゃん?」
斉藤「さっきからメールが来ない時間、記録更新中だそうです」
二岡「やっぱ男なんか敵です」
村田「上ちゃんは大丈夫?」
南「うーん、ダメですね。
 ああいう理想に燃えた女ってのはすぐにへこみやすいんですよ。
 でもまたすぐに懲りずに立ち直るんですよねー」
村田「へえ」
上原「ちゃんと働こう。それしか見返す方法ないもん」

オフィス、黒木が上ちゃんに話しかけようとしているが…。
元木「上さん」
「はーい!」
「去年作ってもらった大明興産ビルの受注予約リスト、
 残ってないですよね?」
「あー、あのポシャったやつ?」
「はい」
「あるよ」
「えっ、ホントですか? やった!
 ホントだ! 完璧に残ってる。助かります」
「後でデータ持ってくね」
「はい」
松井「さすがだねー、うちの息子の嫁に欲しいくらいだよ」
「何言ってんですか、トモヤくん、まだ小学生でしょ」
元木「じゃあ、代わりに僕が」
「だったらトモヤくんかな。
 ほら、早く見積書、先に確認して」
「はい」

黒木は意を決して近寄る。
「あのさ…」
「はい」
「いや…、あの…」
「あ! 何か私、書類ミスってました?」
「いや…」
後藤「すいません! 南さん!」
南「何?」
「これ全部作り直してください」
「え? どうしたの後藤くん。私何か間違えた?
 ていうか、これ今日先方さんとこ持っていくって…」
「はい、今日夜7時に、名古屋に」
時計は4時
「うそ! 間に合うわけないじゃん」
「すいません、僕のミスです」
原「どうした、後藤?」
「すいません、原さん。僕が違うメモを南さんに渡してしまいました」
「私メモ確認しなかったっけ?」
「しました、僕のミスです」
原「これ全部作り直しか」
川相「日時変更してもらうしかないんじゃないかな。
 課長に頼んで電話してもらって、その後出向いて…」
後藤「新規の取引先なんです、いきなり信用落としますよ」
原「それはまずいな」
上原「はい!ちょっと待って!
 (資料に目を通し…)
 大丈夫! 間に合います。
 村田さん、私の手持ち、全部引き受けてもらっていいですか?」
村田「うん、分かったわ」
上原「二岡ちゃんは直ちゃんに手持ち全部渡しちゃって」
二岡「え?」
上原「直ちゃん、よろしく」
斉藤「はい了解です」
上原「南、あんたは私と一緒にとっととこの作業に入るよ」
南「え? うん、やるか」
斉藤「やりますか」
村田「やりますかね」
上原「やりましょう!
 みんなでやれば絶対5時35分の新幹線に間に合います。
 原さんは念のためすぐに新幹線で先に向かってください」
原「了解」
二岡「えー、なんでこんな時に。
 (メール受信)『連絡遅れてゴメンね、今夜は会えるかな?』
 来たー!」
上原「どうしたの二岡ちゃん?」
二岡「やってやろうじゃないですか、上さん!」
上原「来たんだね」
南「そのようですな」
原「頼む、頑張ってくれ、君たちなら必ず出来る!」
二岡「はい!」
後藤「お願いします」
南「はいよ。はい」
上原「はいよ」
二岡「私、どれいきます?」
上原「じゃ、これの表、書いて。お願い」
二岡「分かりました」
上原「村田さん、お願いします」
村田「はい。直ちゃん、それ手伝うわ」
斉藤「お願いします」
上原「なんとしてでも5時までに終わらせますよ」
二岡「当たり前ですよ、私今夜初デートですよ、
 5時に終わって、メーク完璧にしてネイルに行って」
南「私もヨネマツのセールだった」
村田「私も図書館の時間が」
上原「よーし、目指せ、残業無しの定時5時!」
OLたち「おー!」

二岡「プレゼン用ならビジュアル重視ですね」
上原「そうそう、グラフのほうもお願いね」
二岡「はーい。編集しちゃいますよ」
上原「はい。で、これ、頼んだ。20部ずつプリンターで出してね」

二岡「マルチレーザー複合機、好き好き!
 課に1台、ううん、自分に1台欲しい♪」

OLたちがそれぞれ素早い作業を進め、男性社員は見守るのみ。

ちょうど五時、
「出来たー!」
「やったー!」

南「ブラボー、早打ち!」
上原「ブラボー、グラフメーカー!」
二岡「ブラボー、早ファイリング!」

課長「いやー、ホントによくやった。お疲れ様でした」
南「皆さん、付き合ってくれてありがとうございます」
後藤「ありがとうございます」
上原「ねえ、凡ミスとかなさそう?」
黒木「よく出来てるよ。見やすいし」
南「当たり前よ。私たちが作ったのよ。
 私たちは、自分たちの仕事、
 どこにでもいるOLの仕事と思ってやってるわけじゃないの。
 『まったく私たちがいないとこの男たちは』って思って頑張ってんのよ」
川相「ホント、いつもお世話になってます」
課長「とにかく後藤くん、駅まで急いで」
村田「駅前通りが混んでるみたいだから
 地下鉄で行ったほうがいいわね。
 今ならまだ地下鉄でも充分間に合うし」
後藤「ホントにありがとうございます、行ってきます!」
斉藤「後藤さん、上着忘れてます!」
後藤「ありがとう。行ってきます!」
一同「行ってらっしゃい」

上原「あー、ほっとした」
課長「よし、今日はおいしいもの、ごちそうしなきゃね」
二岡「課長、うれしいんですけど、それはまたいつか今度で」
課長「はい」
南「ホントだ、5時だ。お疲れ様です」
上原「お疲れ様でした」
OLたちみんな慌てて帰っていく。

川相「いやー、やれやれだな」
元木「かっこいいよなー、上先輩って」
課長「ホントにうちの課はいい女子社員に恵まれましたよ」
黒木「でも何もあんなに急いで帰らなくても」
村田「我々はなるべく残業するなと言われるのよ」
黒木「えっ?」
「仙台はどうか知しませんけど、
 東京営業の一般職は残業に課長の許可がいるんです。
 これからは課長の許可を取ってから、
 上ちゃんに残業をお願いしてね。
 出来たわよ。お先に」

休憩室
宮田課長「黒木くんねえ、
 お医者様ってのは優秀な看護師さんがいないと
 手術も治療も出来ないよね」
「はい?」
「歯医者さんだってそうだ。テキパキとした歯科衛生士さんが
 いる歯医者さんは、たいてい優秀な歯医者さんだよね」
「そうですかね…」
「そこで営業補助の仕事だが…、営業マンを助けるのが仕事だ。
 それは確かにOLさんはどこにでもいますよ。
 それはそれだけ彼女たちが必要とされているからだ。
 代わりはいくらだっているけど、そんなこと言ったら
 私たちだって同じだよ。
 だって、総理大臣の代わりだっているんだよ」

黒木と帰り間際の上ちゃん
「さっきすいませんでした、なんか話の途中で」
「いや別に、たいしたことじゃないから」
「そうですか。じゃあお先です」
「あのさ…、うまくいきそうなんだ、俺の初めてのプレゼン。
 多分、君の作った書類のおかげ、…もあるかもしれない。
 すごく見やすかったし。
 だから…、ありがとう(ペコリ)。
 ちょっとは悪かったと思ってるよ。俺、気短いから」
「いいですよ。正論吐く女に男はむかつくもんですから」
「何だよそれ。あんたも女ならもうちょっと物の
 言い方柔らかくしたほうがいいと思うよ」
「それは自分でしょ。それに、
 あんまり柔らかく言うと頭から聞いてくれない男の人もいるし」
「俺のことかよ」
「黒木さん、これからもよろしく。一緒にいい仕事しましょうね」
南「お待たせ」
上原「じゃあ、お先に失礼します」
南は首でヒョコっと会釈(笑)

上原「ねえ、やっぱり誠意を尽くせばハートは通じるんだって」
南「は? 何それ。
 だから職場でハートなんていらないんだってば」

上原<言っておくけど、これは恋愛ドラマではありません。
 私たちと彼らと、この営業2課で起きるあくまで仕事のお話です。
 それでは、みんなみんな、今日もお疲れ様>

グッジョブ キャスト
上原草子松下奈緒
http://www.matsushita-nao.com/
南和枝市川実日子
二岡智美サエコ
http://www2.topcoat.co.jp/saeko/top/index.php
斉藤直村川絵梨
http://www.amuse.co.jp/artist/ERI_MURAKAWA/profile.html
小久保香世田中美里(受付)
http://www.toho-talent.com/misato/
川相幸長近藤公園
http://www9.big.or.jp/~otona/p_kondo.html
松井祐樹信太昌之(薄毛メガネ)
原和典桜井聖(メガネ)
http://www.gurre.com/sakuraihijiri.htm
元木正洋出口哲也(茶髪の七三分け)
http://www.set1979.com/main/deta/profile_18deguchi.htm
後藤亮太山本禎顕(チビ)
宮田耕一平泉成(課長)
 菊池亜希子(黒木の元彼女)
 内田もも香(受付)
村田真子水野真紀(お局)
http://www.toho-ent.co.jp/actress/show_profile.php?id=1298
黒木丈二徳重聡
http://www.ishihara-pro.jp/ac/tokushige

Good Job 1 (1)
4063259234

原作 かたおかみさお
脚本 大森美香
音楽監修 山田勝也
作曲 内山肇
エンドテーマ曲 『A Beartiful Day』山田タマル
演出 片岡敬司

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posted by エデン at 23:23 . | Comment(0) | ドラマ
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