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2008年09月20日

万葉ラブストーリー 2008夏

NHK奈良放送局が制作する、
万葉集を取り入れたオムニバスショートドラマ。

かんさい特集「ドラマ 万葉ラブストーリー夏」
公式サイトによると第三回だそうだ。

ドラマ万葉ラブストーリー:::NHK奈良放送局
http://www.nhk.or.jp/nara/manyou/
2008年9月19日(金)20:00-20:45

前回も観たなあ。
人力車青年と観光客の年上女性の話、熟年夫婦の話など。
見たことのない役者ばかりで、話も平坦な感じだった。
観光客の年上女性が青木さ○か似で恋話にマイナスだったり。
詳しく覚えていないけど、もしかして別物かな。

今回、とても面白かった。3本目が特にいい!


第一話「人込みさがし」

あらすじ、
老舗旅館・觀鹿荘の息子で奈良を愛する大学生・中村太郎(真鍋拓)。
東京から来た母親の知り合いの娘・山田舞(前田亜季)を
夏休みの間案内することになった。“姫ギャル”の格好を
した高校生の舞はあるコンプレックスを抱えていた。
地味で目立たず友達もいないから、姫ギャルで自分を変え
ようとしていたのだ。太郎が姫ギャルの姿ではない舞を
「なら燈花会」に誘うと、舞は地味な自分を見つけられる
はずがない、ぜひ人込みから見つけて欲しいと言って、
誘いを受け入れた。
その夜、薄暗い中で苦労するが、太郎は集中し、
彼女との会話内容などから、見事に舞を見つけられた。
万葉集の歌
「うちひさす
 宮路を人は
 満ち行けど
 我が思ふ君は
 ただひとりのみ
(どんな人込みの中でも、好きな人はあなた一人だけ)」
舞は太郎の想いにまた来年も来ることを約束する。
(公式あらすじを一部引用)


ひと夏の出会い。

きれいすぎるほどきれいな話。
朱雀門やみたらい渓谷、浮見堂など、背景も効果的に使われた。

前回は有名な人はいなかったと覚えているけど、
今回はしょっぱなから前田亜季さんでスタート!
美人はやっぱり絵になるわ。

姫ギャル、なんやねん、その格好は!
奈良県でそれはあり得へんで! 芦屋の高台のほうならおるかもしれんけどな。

キャスト
前田亜季……山田舞役、東京から来た高校生
真鍋拓………中村太郎役、奈良を愛する旅館の息子
徳田尚美……中村幸子役、太郎の母

脚本 宮埜美智


第二話 「花守り」

あらすじ、
定年後、定時制高校に通う北里有人(ありと)
(佐川満男)は、修学旅行で3人の若い同級生と
奈良・長谷寺を訪れる。有人は40年前に奈良に住んで
いたが、父の事業の失敗が原因で故郷を離れていたの
だった。有人は偶然、認知症の女性・朝日咲(さき)
(和泉敬子)と出会う。実は彼女は40年前、有人が一
緒に上京しようと長谷寺で待ち合わせを約束した女性
だった。しかし、彼女はその場に姿を現さず、その時、
有人は彼女のために万葉集の歌を残したのだった。
「あしひきの
 山のしづくに
 妹待つと
 我立ち濡れぬ
 山のしづくに
(あなたを待って待ち続けて、山のしずくに濡れてしまった)」
同級生にせかされて咲を確認しようとすると、
ある旅館の先代女将だったことがわかり、旅館には
その時の歌をつづった絵が残されたいて、咲の大事
な絵でもあった。歌を聞かせると、咲は昔を思い出し、
有人に泣いてわびる。
再び長谷寺、有人と咲は一緒に景色を眺める。
そして40年前に渡せなかった花守りを渡す。
(公式あらすじを一部引用)


想い続けた恋。

またまた有名人、佐川満男さんの回。

出演者みんな関西人のはずだけど、旅で来た人は標準語の役で
関西弁じゃなくて惜しいな。

るり「長谷寺は牡丹で有名で7000株もあるんだって」
勝則「7000株か、金持ちだな」
朱美「その株じゃねえよ!」←ナイスツッコミ!

中園彩香さん、高校生の一人、タレ目の大きな目がかわいい〜!
めっちゃ好み〜!

キャスト
佐川満男……北里有人役、悲恋の過去を持つ初老
和泉敬子……朝日咲役、認知症の先代女将
小浦彩里……星野朱美役、若い定時制高校生、ワイルド
中園彩香……桜井るり役、同上高校生、女性らしい品
近藤礼崇……虎尾勝則役、同上高校生
酒井雅代……朝日幸江役、旅館従業員
海部八千代…草餅屋店員

脚本 縞古都実


第三話 「誰そ彼からの手紙」

あらすじ、
小学生のときに発病して以来、入退院を繰り返している
17歳の藤野灯(あかり)(土田愛恵)。
彼女の入院中の楽しみは、夕方、配達に
訪れる郵便局員の鹿又岳(かのまた)(久保山知洋)
から手紙を受け取ることだった。
もうすっかり顔馴染みの二人は冗談を言いあって、
短くも楽しいひと時を過ごす。
ある日、いつもより遅くやって来た岳に、
灯は文句を言いつつ配達が早く終わるよう裏道を教え、
ある地点にいい物があると教える。
翌日、岳はその裏道を走り、知らなかった道に感動する。
いい物、それは灯の思い出のお地蔵さん。
灯は写真に撮ってきてくれたことを喜ぶ。
毎日届く灯へのハガキ。いったい誰からなのか、
岳は職務上規定から詮索することはしない。
灯にとっては詮索されたいのだが。
その後、岳は、奈良公園の鹿や若草山からの景色など、
彼女のためにたくさん撮影する。
ある日、岳が郵便局で仕分けをしていると、
ハガキの表に文章を見つける。
「夕さらば
 君に逢はむと思へこそ
 日の暮るらくも
 嬉しかりけれ
(夕方、あなたに会えると思えばこそ 日が暮れるのも嬉しく思えた)」
まるで郵便配達員に向けて書かれたような文章。
あて先は病院の灯あて。
病院に到着すると灯は待っていなくて、岳は病室を直接訪れる。
眠っている灯、テーブルには下書きのハガキが散らばっている。
岳はハガキが誰から誰に向けて書かれていたのかを理解する。
目覚めた灯が自分あてに書いていたことを恥じる中、
岳は誰宛てかを気づかなかった自分こそが恥で、
写真もどんどん撮ってきてあげると病気の灯を励ます。
明日も配達に来ると言う岳。
いいの?と尋ねる灯。
「夕さらば 〜 嬉しかりける、やろ?」と岳。
「違うわ。夕さらば 〜嬉しかりけれ、や」、灯のツッコミ。
(公式あらすじを一部引用)


名作やな!

仲良く言い争う仲が恋に発展する、もうこれだけでドラマやん。
このタイプが好きやねん。ましてや美男美女!

再放送があれば、これだけでも保存したい!
(追記:21日深夜にさっそく再放送!むふふ、やったね!)

公式サイトによると、
投稿された500以上の脚本の中でこれが最優秀だそうだ。
その評価にふさわしい、とても魅力的な内容に仕上がった。

キャスト
土田愛恵(とだ・あきえ)…藤野灯役、病院で鹿又局員を待つ
久保山知洋…鹿又岳役、郵便配達員
森畑結美子…藤野春子役、灯の母
竹下眞………郵便局員

脚本 高橋幹子

この高橋さん、別の作品で『フジテレビヤングシナリオ大賞』において大賞の栄冠!(2008年8月)
http://wwwz.fujitv.co.jp/young/award/20th_jusho.html
かなりの注目株だ!

監修 上野誠
演出 矢崎伸治

追記、2009年1月3日夕方、前作とこれがBS-2で再放送されたようだ。


posted by エデン at 08:37 . | Comment(3) | ドラマ
この記事へのコメント
こんなに詳しく「万葉ラブストーリー」について書いてくださっててビックリしました!第三話についても詳しく書いていただいてて嬉しかったです*
Posted by とだ あきえ at 2008年09月23日 16:50
あきちゃん、来てくれてありがと〜
終わりのほうはもうちょっと書きたいところだけどこのへんで(笑)
Posted by エデン at 2008年09月23日 23:58
春、2009年5月22日(金)放送。
ぱっとしなかった。第二話はなかなかいい。

1 「恋はももいろ」
墨屋の男子と花屋の女子、淡い恋。
かわいい二人だけど演技が固い感じ。
万葉の歌も弱かった。
『殯の森』うだしげきさんが印象的。

2 「愛しき、古」
妻を亡くした夫とメモを残した妻、夫婦の絆。
家の色んな所に残した千枚のメモ、千葉集。
地味だけど、愛のある話で良かった。
上の妹役の人が上手い。

3 「春日影の庭」
初老の植木屋と彼の憧れのお得意さん、老いても純粋な恋。
違和感。男が奥手すぎとか少女がませすぎとか、結局一緒にならないのかよ、とか。

全編、男の職業は違うものの、若い頃の出会い、妻との死別、老いてからの恋、という一人の男の生涯として見るのもありかも。
Posted by エデン at 2009年05月22日 23:17
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